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天空の城ラピュタの都市伝説&謎15選!幻のエンディングや驚きの裏設定まで徹底考察

天空の城ラピュタは、劇場公開されてから30余年経ちました。ジブリの中でも人気の高い作品「天空の城ラピュタ」。監督は宮崎駿、プロデューサーは高畑勲、そして音楽担当は久石譲と、制作メンバーはそうそうたる顔ぶれです。

これまでファンの間で、ラピュタにまつわる都市伝説や謎が語られてきました。そこで今回は、ラピュタの謎や都市伝説を紹介していきます。

この記事を読めばラピュタにまつわる都市伝説がわかるので、天空の城ラピュタをより深く理解できるようになります。中には深掘りされた話も紹介していますので、コアなファンの方もラピュタをこれから観る予定の方も、ぜひ最後までご覧ください。

※映画作品や小説のネタバレを含みます。

目次

天空の城ラピュタの都市伝説や謎1:もう1つのエンディングがあった?

出典:スタジオジブリ

天空の城ラピュタには、幻のエンディングがあったという都市伝説です。

通常のエンディングは、ドーラ一家たちと別れて作品自体は終了し、「君をのせて」の曲と共にラピュタが空高く昇っていく様子がエンドロールと共に流されるものです。

しかし、それとは別のエンディングが放送され、下記のような内容を見たという声がネット上で上がっていました。

  • パズーとシータが抱き合う様子
  • シータが水牛を連れている様子
  • 凧に乗るパズーとシータの様子
  • 飛行機のような乗り物でシータに会いに来たパズーの様子

これらは後日談と思えるような内容であるため、もう一つのエンディングを見たという記憶がある方が多いのかもしれません。

しかし、この内容は「小説 天空の城ラピュタ 後篇」の中でカラーで載せられている内容とほぼ一致しています。

また、ジブリ公式からは別のエンディングを放送した事実はないと公表されているようです。

ちなみに一部で「天空の城ラピュタ」に別のエンディングがあるという噂が流れているようですが、そういうことは一切ありません。

ジブリ日誌

天空の城ラピュタは公開されてから時間が経っており、関連資料もいろいろなものがあります。事実、小説版は誰でも購入できるものである反面、そこまで多くの方が見ているわけではありません。

その中で、記憶が混在し、別のエンディングを見たことがあるという声が多数出てきたのかもしれませんね。

天空の城ラピュタの都市伝説や謎2:ラピュタ帝国の謎とラピュタが滅びた理由

出典:スタジオジブリ

ラピュタ帝国というのは、そもそもどんな国だったのでしょうか?

ラピュタは多民族国家とされており、その頂点にいたのがラピュタ人ではないかと言われています。

言語は「ラピュタ語」とされるものを使用。

強力な軍事力と、飛行石の力を利用した科学により、パズーが住んでいた土地よりも化学が進んでいたとされています。

そんなラピュタ帝国ですが、疫病により滅んでしまったと考えられています。ラピュタ人が、疫病から逃げるようにして地上に降り立ち、ラピュタという場所が地上にも知れ渡ったという説があります。

ラピュタ帝国の謎に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、気になる方は合わせてチェックしてみてください。

>>謎の城ラピュタ帝国は一体誰が作ったのか?全盛期ラピュタ帝国の歴史と今も残る不可解な点

天空の城ラピュタの都市伝説や謎3:スラッグ渓谷のモデルとなった場所は?

「ラピュタ」のモデルとなった場所は、イギリスのウェールズ地方(イギリス南西部)です。

当初、イタリアやフランスとウワサされていましたが、スタジオジブリのホームページで、ラピュタのモデルとなった舞台はイギリスだと発表されました。

パズーが働いている「スラッグ渓谷」は、南ウェールズにある「ブレナヴォン製鉄所」が舞台であると言われています。今でも当時の炭鉱跡地が残されており、空から落ちてきたシータをパズーが抱きとめた滑車の塔のモデルとなっているビッグ・ピット国立石炭博物館も健在です。

ビッグ・ピット国立石炭博物館内のエレベーターでは、地下70mまで降りられます。エレベーターが上がるときには「カン、カン、カン」と3回鐘がなるそうです。思わず「ブレーキ!」と叫んでしまいそうですね。

また、物語の年代としては1870年前後だと予想されます。「僕の父さんはうそつきじゃないよ」とシータに見せたラピュタの写真に、「1868.7」とサインが書かれているのが決定的です。おそらく、それから数年後が舞台となっているでしょう。

ちなみに1868年7月頃というと、日本では戊辰戦争の真っただ中です。10月には明治天皇が即位され、元号が慶応から明治になった、明治維新の年でした。

>>天空の城ラピュタの元ネタ・原作まとめ!モデルとなった場所やその後が描かれた小説を紹介

天空の城ラピュタの都市伝説や謎4:天空の城のモデルとなった場所は?

天空の城とはムスカや、モウロ将軍達に捕らえられたシータが幽閉された古城のことです。そのモデルとなったのは、イギリスのウェールズ地方の炭鉱跡から、車で30分ほど離れた場所にある「カーナーヴォン城」だと言われています。

世界遺産でもあるカーナーヴォン城は、チャールズ皇太子が戴冠式を行った場所としても有名です。シータが「困ったときのおまじない」を言うシーンで出てくる窓辺に、そっくりの場所があります。海岸にそびえ立つお城は、ドーラが「船長とお呼び!」と言いながらブースターを吹き渡る場面を思い出させます。

また、覚醒したロボットが登る階段や、壊れていくロボットの指を抱き「パズー!」とシータが叫ぶ塔も健在。アニメだからこそ描けた屈指のアクションシーンを、宮崎駿はカーナーヴォン城で着想したのかもしれません。

>>天空の城ラピュタのモデルは日本にもあった?和歌山県友ヶ島の見所を徹底解説

また、ラピュタの城のモデルについても、様々な説があります。

そのデザインの類似性から、候補と言われているのはフランスのモンサンミッシェルです。そして滅びの街のイメージがある、イタリアのチヴィタ・ディ・バーニョレージョ。日本のものでは、兵庫県の竹田城という説もあります。

カンボジアにあるアンコールワットもモデル候補としてあげられています。「ラピュタ」の絵コンテには、「まるで天空のアンコールワットのよう」という宮崎駿の説明コメントが書かれているそうです。あの鬱そうとした森の中にある、お城の雰囲気をモデルにしたという説もあります。

しかし、一番可能性が高いのはピーター・ブリューゲルが描いた「バベルの塔」ではないでしょうか。バベルの塔とは旧約聖書の「創世記」の中に登場する塔のことです。確かにブリューゲルの描いた画風は、ラピュタの城の雰囲気と似ています。

また旧約聖書では天にも届くほど高い塔を建てようとした人間達の傲慢さに、神が天罰を与えたというエピソードがあります。

まるで空中都市を築いて地上を支配しようとした、ラピュタ帝国のお話にそっくりです。

天空の城ラピュタの都市伝説や謎5:パズーに悲劇?悲しすぎる結末があった?

出典:スタジオジブリ

天空の城ラピュタには、実は悲しい結末があったという都市伝説です。

内容としては、パズーたちが竜の巣に入った後、実は命を落としてしまっており、ラピュタに着いた後の話は死後の世界であるという内容です。

しかし、この都市伝説には根拠がありません。また、「小説 天空の城ラピュタ 後篇」では、パズーたちがスラッグ渓谷に戻り、機関手のパイクさんと会話した旨が書かれています。

パズーたちの以外の人はラピュタに行っていないため、仮にパズーが竜の巣で命を落としてしまった場合、この小説の話とつながりが説明できません。

よって、この説はただの噂話でしかなく、誤った内容と言えそうです。

>>【天空の城ラピュタ】パズーが天涯孤独になった理由。父はなぜ亡くなった?

天空の城ラピュタの都市伝説や謎6:パズーはやがて海賊に?

出典:スタジオジブリ

実は、パズーがあの有名漫画のキャラクターとリンクされているのではという説です。そのキャラクターは、「ワンピース」に登場するモンキー・D・ルフィです。

パズーとルフィの声優が田中真弓さんであることを、知っている方も多いでしょう。

天空の城ラピュタの作品の中で、シータに「私のためにパズーを海賊にしたくない」と言われたパズーが、笑いながら「僕は海賊にはならないよ」と話しているシーンがあります。

その後、ワンピースの中で活躍するルフィが海賊として描かれており、その声優が田中真弓さんであるためこのような噂が出ているようです。

もちろん、直接的なつながりはありませんが、少し期待感を持ってしまうようなお話ですよね。

天空の城ラピュタの都市伝説や謎7:劇中にパズーのお母さんが登場していた?

ラピュタの写真を撮ったパズーの父さんは有名ですが、実はお母さんも登場しています。パズーのお母さんが映るのは、ほんの一瞬。ラピュタの写真の下にある、丸くて小さな額に入った写真の女性です。

お母さんがどんな名前でどんな性格だったかはわかりませんが、手がかりが一つだけあります。その手がかりとは、パズーが作る目玉焼き付きのトーストです。きっと生前のお母さんがパズーのために作ってくれた、愛情たっぷりのトーストなのでしょう。料理好きなお母さんであったと、想像できます。

パズーのお母さんの死因についてはわかっていません。パズーが13歳の頃には一人暮らしを始めていたということなので、それ以前に亡くなっていたと推測できます。シータを懸命に守ろうとするパズーの優しさは、両親の愛情をたっぷりと受けて育まれてきたに違いありません。

天空の城ラピュタの都市伝説や謎8:ポムじいさんは一体何者なの?

出典:スタジオジブリ

ポムじいさんの登場時間は、決して長くありません。しかし物語になくてはならない存在として、ファンの多いキャラクターです。そんなポムじいさんには、さまざまな説がウワサされています。大まかに分けると以下の2つの説が飛び交っています。

  1. 実は軍隊の一員だった説
  2. ラピュタ人の末えいではないかという説

1つ目は、実は軍隊と裏でつながっていたのではないかという説です。

ポムじいさんはパズーとシータを軍に売ったんじゃないかという、少々きな臭いウワサ。このような説が出た理由は、ポムじいさんの案内で地上に出た瞬間、2人はムスカ達に捕らえられてしまったためです。軍に二人の居場所を教えた、もしくは時間稼ぎをしたのではないかという都市伝説が、ファンの間で流れました。

確かにポムじいさんの生活は、苦しいものだったのかもしれません。しかしポムじいさんは、二人を裏切るような人ではなかったのでは?と思います。なぜならポムじいさんの二人への接し方は、孫を可愛がる好々爺そのものだから。あれだけパズーの信用しているポムじいさんが裏切り者、という説は否定したいところです。

2つ目はポムじいさんもラピュタ人の末えいではないか、というもの。

映画の冒頭で、ラピュタ人が地下に穴を掘っているシーンがあります。その労働者の姿がポムじいさんに似ているとのことで、ラピュタ人の末えい説が出ました。

ポムじいさん本人あるいはそのご先祖様が、ラピュタ帝国で飛行石の採掘をやっていた労働者だったのではないか、とウワサされています。飛行石に詳しかったり、その輝きにおののいたりと、ラピュタ人の可能性を感じさせるエピソードも多くあります。

ポムじいさんの正体について、ジブリからの公式発表はありません。だからこそ色々考察してみるのも楽しいのではないでしょうか。

>>【天空の城ラピュタ】ポムじいさんのおかげでパズーとシータはラピュタに行けた!?

天空の城ラピュタの都市伝説や謎9:ドーラ一家が海賊になった理由とは?

出典:スタジオジブリ

ドーラ一家が空の海賊になった経緯が「小説 天空の城ラピュタ」に書かれています。

ドーラ一家はもともと海の海賊でした。ドーラが空の海賊になったのは、天才発明家の夫と出会ったから。ドーラ達が乗っている海賊船(タイガーモス号)やその中の備品、パタパタ羽根を振って飛ぶ飛行バイク、フラップターはドーラの夫による発明品です。そんな天才発明家の夫を無理やり連れ去って結婚し、空の海賊として活動し始めたそうです。

ドーラの部屋には、シータにそっくりな18歳の彼女の写真が飾られています。そんな可愛い彼女に誘拐されたのなら、夫はきっと幸せな毎日だったに違いありません。

>>天空の城ラピュタのドーラの過去!夫との馴れ初めが驚き!!

ドーラ一家は歯もないのに肉を食いちぎって食らう女首領ドーラを筆頭に、その3人の息子と5人の子分、「怒らせるとママより怖い」じっちゃん(本名はハラ・モトロ)の10人で構成されています。

空中海賊なので炭鉱夫達とケンカはしますが、金持ちからしか金を取らない主義です。人をあやめないことが、彼らの誇りでもあります。

銃は通常より口径が大きいランチャーを使用しますが、充てんするのはマスタード榴弾(ただのカラシの粉とのこと)で、催涙弾が主となっています。実弾はドーラの足のスネに隠されており、滅多に使うことはありません。そう、パズーに渡したあの時だけでした。

ちなみに宮崎駿にとって、ドーラはもっとも思い入れが強いキャラクターなのだそうです。それもそのはず、ドーラはラピュタ制作中に亡くなった、宮崎駿のお母さんがモデルと言われています。

天空の城ラピュタの都市伝説や謎10:ドーラ一家に日本人がいた?

ドーラが素質を見込み、世界中から集めた精鋭の子分として、5人が集められました。その5人の中に「ケ」という名の日本人がいます

ケが登場するのは、シータが船の台所で調理しているシーンです。ケはまだ英語がうまく話せなかったのでしょうか。黙々とすりこ木を回しています。武士の名残として、立派な口ひげがたくわえられてます。

ストーリーで重要な立ち位置にいたわけではありませんが、彼が活躍した痕跡はちゃんと残っていました。たとえば、パズーの家でドーラが軍隊の暗号を解読するために開いた手帳の背表紙には「ANGO」と書かれています。この文字は、きっとケが書いたのでしょう。そしてドーラに「東洋の計算機」である、そろばんの使い方を教えたのも、おそらく彼だったのではないでしょうか

物語は幕命を受けて多くの武士や、御付きの人々がエゲレスに使節団を送っていた頃。その中の1人をドーラはヘッドハントしたのかもしれません。そして彼こそが、ジブリ映画で初めて登場した日本人だったのです。

>>天空の城ラピュタのドーラ一家をどこよりも徹底解説!結婚秘話や名言小ネタ満載

天空の城ラピュタの都市伝説や謎11:ドーラ一家の子分たちの名前をつけたのは「ケ」

前述の日本人「ケ」の残した足跡が、残り4人の子分達の名前にも残っています。ドーラ一家の子分の名前には、全員「カ行」がつけられています。

  1. 「カ」目の下に傷があり、シータが「おかわりあるから」と言っても、唯一おかわりをしなかったポルトガル人。
  2. 「キ」右目に眼帯をつけていて、フラプターの誘導などをしていたエジプト人。オートモービルの運転やタイガーモス号のブリッジで無線機を操作している。
  3. 「ク」最初にパズーの家でシーターの服を見つけて「女の子の服だ!」と叫ぶ中国人。
  4. 「ケ」すりこぎを回しながら、シャルルに対して文句を言う日本人。
  5. 「コ」そしてキッチンで芋の皮をむいている、どじょうひげのセネガル人。最初にシチューのおかわりをした。

多国籍の集団ですが、いちいち彼らの本名を呼ぶのが面倒なので、「ケ」が提案したのでしょう。史実では1864年に、日本の幕府使節団がエジプトのスフィンクス前で写真を撮ったという記録が残っています。ラピュタの世界と史実を関連させて考えてみると、「ケ」と「キ」はスフィンクス前で知り合った可能性もありますね。

天空の城ラピュタの都市伝説や謎12:ムスカの名前や謎

出典:スタジオジブリ

ムスカの本名はロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ。シータの本名はリュシータ・トエル・ウル・ラピュタです。リュシータとロムスカは固有のファーストネーム、ウルは「王」、トエルは「真(まこと)」であると、ムスカはシータに説明していました。

ムスカの名前に含まれる「パロ」はギリシャ語で「従属」や「模倣(パロディ)」という意味です。つまりトエル・ウル・ラピュタ家が本家、パロ・ウル・ラピュタ家は分家であることから、ムスカはラピュタ王家の分家だということがわかります。

また、ラピュタは英語吹替版のDVDも販売されています。ムスカの吹替役を務めたのはルーク・スカイウォーカーも務めた「マーク・ハミル」です。マークは風の谷のナウシカの「ペジテの市長」の声も担当しています。

軍隊における大佐というのは普通40代後半でなるものです。しかし、ムスカは28歳(32歳説もありますが)で大佐の役職に就いています。

暗号解読術に精通し、ロボットが突然動き出しても冷静沈着に軍を指揮するムスカ。ラピュタ語が読め、しかも銃の腕前はゴルゴ13並みとくれば、確かに彼は天才です。英語版吹替に、「ルーク・スカイウォーカー」を起用せざるを得なかったのも納得ですね。

そのムスカの野望も、シータが放った「バルス」の一言で崩壊。崩れゆくラピュタの中枢と共に、本人もゴミのように雲の中に落下していきました。その姿が画面でも小さく描かれています。

ムスカは天才的な頭脳の持ち主でしたが、悲惨な最期となりました。

>>ムスカ大佐はジブリ屈指の悪役!ムスカの本名とラピュタの関係性も解説

天空の城ラピュタの都市伝説や謎13:未来少年コナンのレプカはムスカの子孫?

出典:スタジオジブリ

未来少年コナンに登場するレプカというキャラクターが、実はムスカの子孫であるという都市伝説です。

ムスカはラピュタの崩壊と共に落ちてしまいますが、実はすでに結婚していて子供がいたという内容です。

実際に『ジブリ・ロマンアルバム 天空の城ラピュタ』の中で、レプカの先祖はムスカと記載されています

ただ、先祖の解釈にもいくつかあり、「血がつながっている」のか「キャラクターとして紐づいている」という意味なのかは、明確にされていないようです。

レプカの性格もムスカに似ている所もあり、何かしらのつながりはあるようですね。

天空の城ラピュタの都市伝説や謎14:ロボットに名前がついていた?

ラピュタに登場するロボットには、名前がありません。しかし、ロボットに名前があったという都市伝説が広まっています

この都市伝説には「ルパン三世」が関わっています。1980年に放送された「ルパン三世」TV第2シリーズの最終回「さらば愛しきルパンよ」では、宮崎駿が「照樹務」名義で脚本・演出を担当しました。偽ルパンが謎のロボットを使って宝石店等を襲撃するストーリーで、その時のロボットの名前が「ラムダ」です。

宮崎駿はこのラムダに愛着を持っていたそうです。そしてラムダをベースに、ラピュタのロボットにアレンジしたとのこと。ちなみにこの「さらば愛しきルパンよ」は、後にナウシカの声優となる島本須美がヒロイン役を演じています。

「さらば愛しきルパンよ」は宮崎駿が監督・脚本を務めたルパンの代表作「カリオストロの城」をほうふつとさせるエンディングで、「ルパン三世 ベストセレクション」でも第1位に選ばれた傑作です。

>>天空の城ラピュタのロボット兵は怖いけどかわいそう!名前とラストシーンの考察まとめ

天空の城ラピュタの都市伝説や謎15:ラピュタとナウシカは繋がっている?

天空の城ラピュタと風の谷のナウシカの世界が、実は繋がっているのではという都市伝説です。

1986年に徳間書店から出版された「シュナの旅」という、宮崎駿監督による物語があります。この作品の中で、崩壊して地上に落ちてきたラピュタと思われる残骸が描かれているようです。

宮崎駿監督の脚色により、天空の城ラピュタと風の谷のナウシカをつなぐ物語という立ち位置になっているという声があります。

明確には公表されていませんが、キツネリスのように、登場したキャラクターが別のジブリ作品に登場していたケースは結構多いので、可能性として考えられる話ですよね。

天空の城ラピュタの謎から考えられる作品を通して伝えたいこと

出典:スタジオジブリ

天空の城ラピュタを通して、宮崎駿監督が伝えたいことは自然と共に暮らすことについてではないでしょうか。

天空の城ラピュタだけでなく、ジブリ作品では自然の美しさや、環境破壊に関連してもたらされる悲劇が話の主題となっている作品があります。

技術の進歩に目をつけてラピュタの力を利用したムスカは、ラピュタの力によってその野望を潰されたと言っても過言ではありません。

現代でも便利をおくるために、自然破壊と言われるような開発が人の手によって行われているという声も見られます。

人を含む生物は、自然と共に生きていくことにも目を向けるべきではないか。そんなメッセージが隠れているように感じます。

天空の城ラピュタを観るならツタヤディスカスがおすすめ

現在、ジブリ作品は動画配信されていません。ジブリ作品を見るには次の3つの方法があります。

作品を見る方法おすすめ度メリット・デメリット
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ラピュタの都市伝説や謎を考察し、ストーリーを深く楽しもう!

出典:スタジオジブリ

ラピュタにまつわる謎や都市伝説について紹介しました。

最後にもう一つだけ、謎を紹介します。今でこそラピュタはジブリ作品の中でも人気の高いものとなっています。しかし、映画が公開された当時の興行収入は約11.6億円。ジブリ作品の中でも、興行収入のワースト2を記録しました。

ラピュタは興行収入が多くなかったものの、人々の記憶に残る作品となりました。今回紹介した謎や都市伝説は、目をこらして見ないと気づかないものも多くあります。ぜひあなたの目で、チェックしてみてください。

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