マスカレードイブあらすじネタバレ感想!4つの短編詳細はココ!

マスカレードイブあらすじネタバレ感想!4つの短編詳細はココ!という事で、詳細なあらすじの紹介です。「小説を買ってまでは・・。」「どんな話か気になる!」と思っていた方はぜひ参考にしてみてくださいね。

では早速マスカレードイブあらすじネタバレ感想の紹介です。

まずマスカレードイブの基本情報をチェックしよう★

出典:アマゾン公式サイト

マスカレード・イブは、前作マスカレードホテルの前日譚となる小説です。

 

作品は、4つの短編から構成されていて、捜査員の新田浩介とフロントクラークの山岸尚美が出会う前のお話となっています。

 

そしてこちらの作品は、最初から文庫本で刊行されているという事でも注目がされました。

 

といいますのも、普通は単行本化され、その後文庫として・・という流れが多いのです。

でも、東野圭吾さんの提案によっていきなり文庫として刊行されたという事なのです。

 

でも、この判断が結果を見ていると最善だったという事がよくわかります。

何と一ヶ月半で発行部数100万部を記録したというので驚きですね!!

 

では早速!

 

その概要をここから紹介していきたいと思います。

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新田と尚美が出会う前のお話ってどんななのか・・とっても興味深々ですね〜♪

 

 

マスカレードイブあらすじネタバレ①〜それぞれの仮面

 

 

ある日フロントクラークとして働く山岸尚美の元に一人の女性が宿泊をしてくる事から物語は始まります。

山岸は多少のミスをしながらもフロントクラークとして経験を積み、寝る間もほとんどないまま忙しい毎日を送っていました。

 

一人で高級なダブルの部屋に泊まり来た女性に山岸は緊張し表情が固くなる事を指摘され、

「ホテルを訪れる人は仮面を被っている。お客様という仮面をね。それを剥がそうとしてはいけない」と教えられます。

続いて同じ日に元野球選手で今はタレントとして活躍している大山将弘の一行が宿泊にやって来ました。

大山のマネージャーとして山岸と対応したのが、昔の恋人の宮原だったのです。

山岸は多少動揺しながらも、しっかりとフロントクラークとしての対応をして、宮原とお客様とスタッフという関係性の距離感を保ちます。

宮原は山岸の大学時代の映画研究会の先輩で2年以上付き合っていました。

でも、宮原が勤めていた会社が倒産してしまいます。

 

そしてその時期山岸も就職活動に多忙だった為、迷惑はかけれないと宮原は山岸に別れを告げ、別れて以来の再開でした。

大山一行の手配を済ませると、ホテルに今度は今日中にどうしても宿泊したいという電話がかかってきました。

その電話には山岸の先輩が対応しました。

実際、スイート以外の部屋も空いていましたが、相手の切羽つまった感じを察知した先輩スタッフはスイートしかないと交渉して見事にスイートルームの宿泊を取る事に成功したのでした。

その先輩の姿を見て、山岸は仮面を被っているのは客だけでもなくホテルのスタッフもそうなのだと感心します。

 

そんな夜、山岸が勤務を終えようとしている時に宮原から電話がかかってきました。

 

誰にも言わずに部屋に来て欲しいと言われ、指定された部屋は山岸が最初に対応した女性の部屋だったのです。

 

不信感を募らせつつ山岸は部屋へ行くと、宮原は自分は不倫をしていて、この部屋の女性と密会していたのだが、シャワーを浴びている最中にその女性が「さよなら」と言い部屋から消えたので探して欲しいと頼まれます。

宮原の依頼に複雑な心境になりながらも山岸は今までに自殺未遂のあったという女性をなんとか探そうとするのでした・・・。

 

翌朝、宮原から電話で消えた女性が無事に帰って来たと連絡を受けた山岸は出発前に宮原と少し話をする事になります。

 

山岸は宮原に実は消えた女性が宮原の不倫相手ではなく宮原がマネージャーをしている大山の不倫相手で、大山の不倫の隠蔽を宮原がしていたのでしょう?と宮原に指摘したのです。

 

宮原は驚いて、その通りだと認め、この件は内密にお願いすると言い残し去っていきました。

山岸は変わらなかった宮原の誠実さに安心し、次は消えた女性横田園子がチェックアウトしようとしている時に声をかけます。

山岸は昨晩横田園子がどこにいたのか知っていました。

横田は昨日急遽スイートルームに宿泊していた男、鴨田の部屋にいたのです。

実は横田は大山とその鴨田との間で二股をかけていて、それを怪しんだ鴨田が急遽ホテルに押し寄せた事を知った横田は大山から姿を消し、鴨田の元で一晩を過ごていたのでした。

ホステスをしている横田は資産力のある鴨田と結婚する計画をしていて、大山との関係がばれるとまずいので、山岸に鴨田に何を聞かれても一人でいたと言って欲しいと頼みます。

山岸は「私どもは、どんなにお金を積まれてもお客様の仮面に隠された本当の顔をほかの方に教えることはございません。その素顔が美しいならともかく、醜くければ、尚の事です」と横田に答えました。

横田はそれを聞き山岸に憎悪を露わにして「もう来ないけど、いいホテルだったわ」と言い残し去っていくのでした。

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マスカレードイブあらすじネタバレ②〜ルーキー誕生

 

 

ホワイトデーの翌日に彼女とホテルに居た所に、先輩刑事の本宮の呼び出しを受けた新人刑事の新田浩介。

出動しなければいけないのになかなか浴室から出てこない彼女に早くしてくれと催促する新田でしたが、彼女は化粧をしていなから出ていけないと出てきません。

新田は化粧をしていない素顔なら見た事あるから大丈夫だと彼女を説得しますが、彼女はそれは見せるようの素顔で今は見せれない素顔なのだといって新田を困らせるのでした。

新田は業を煮やしてホテルを飛び出し、融通の利かない彼女とは長くは続かないだろうなと思いながら、被害者田所昇一の妻の田所美千代の事情聴取に向かうのでした。

 

田所昇一はジョギングの最中に何者かにナイフで刺殺されていて、現場には煙草の吸殻が五本捨ててあり、待ち伏せして殺害されたのではないかと思わせるような内容だったのです。

 

妻の美千代は年齢よりも若く見える美人で、家で料理教室を開いていていました。

美千代は夫の昇一を殺害した犯人に心当たりはないといい、次に複数の飲食店を経営する実業家だった昇一の部下の岩倉に話を聞きに行くと、昇一は社員にも家庭や行事を大事にするように指導するなどして人望があり、恨みを買うなどという事はほとんどないということだったのです。

 

怨恨や痴情のもつれによる動機から犯人は割り出せそうになく捜査が行き詰った時、新田は現場に残されていた煙草の不自然な点に気付き、事件の突破口を見出します。

 

その不自然な点とは、犯人は昇一のジョギング中に本当は自転車で近付いていき殺害し、煙草はそこで待ち伏せしていたと思わせる偽装工作で、どこかのセルフサービスのファストフード店で他人の吸殻を盗んで使用したというものでした。

 

早速ファストフード店を周り、監視カメラの映像を調べると一人の怪しい男が見つかります。

男の名前は横森仁志で男はなんと昇一の妻の美代子の料理教室の生徒でした。

横森は料理教室に通ううちに美代子に愛情を抱くようになり、美代子に告白するも嬉しいと受け止められて、腕の傷のあざを見せられて夫にDVを受けていると告白されたのです。

横森は美代子への愛情から昇一を殺害した事を認め、DVを受けて苦しんでいた美代子を助ける為に昇一を殺害すれば、自分が美代子と結ばれると思っていたのでした。

それでも何かがおかしいと感じた新田は美代子の元に向かいます。

 

ジムのプールなどには傷のあざなど無かったことから、それが嘘だと新田は見抜きました。

美代子は昇一からDVなどは受けておらず、わざと傷のメイクをして横森を騙して、夫を殺害するように誘導したのでした。

 

家族と行事を大事にする昇一が、ホワイトデーの日にお酒を飲んでいたのにも関わらずジョギングに行った事から、美代子と昇一の夫婦仲は冷え切っている事も新田は見抜きました。

 

さらに、料理教室の生徒の証言から他の生徒と美代子が不倫関係にあったという事も判明するのでした。

 

しかしながら美代子を真の犯人だとする証拠を美代子は一切残していなかったので、新田は美代子を捕まえる事が出来ませんでした。

 

もし横森が逮捕されずに求婚されたらどうしたのだと新田が聞くと美代子は「あんな男、どうとでもできます」と答え新田は美代子の本当の素顔を垣間見たのです。

「刑事さんにとって、これがいい経験になったのなららいいんですけど」と言う美代子に次は女の仮面に騙されないぞと新田は唇を噛んで美代子の元を去るのでした。

 

 

マスカレードイブあらすじネタバレ③〜仮面と覆面

 

 

山岸尚美の勤めるホテル・コルテシア東京に5人組の所謂オタクと呼ばれる集団が宿泊にやって来ました。

彼等は「タチバナサクラ」という正体不明の作家の追っかけで、タチバナサクラがホテル・コルテシア東京に宿泊するという情報を仕入れて、宿泊に来たというものでした。

ホテル内をうろついたり、ロビーに陣とって携帯の顔写真を片手にタチバナサクラの事を探す彼等に山岸は不安感を抱きます。

なので山岸は宿泊客の中から出版社の人間を探し、先に5人組の集団がホテルでタチバナサクラを探す為に集まっているという事を担当の編集者の望月に連絡しました。

すると望月は話したい事があると山岸に伝え、後で会う約束をするのでした。

すると、望月が手配した部屋に宿泊するタチバナサクラだと思われる「玉村薫」と名乗る人物がロビーに現れたのです。

なんと女性だと思われた「玉村薫」はうだつの上がらなそうな中年の男性でした。

 

玉村薫と名乗る中年の男性を部屋に案内し、山岸は玉村の担当の編集者の望月に話を聞きに行きます。

望月が言うにはとある賞に受賞した玉村薫の作品は実に面白くエロティシズムに溢れている作品でしたが、書いたのは女性という事で盛り上がり、電話をかけてみても女性が出たので信じてしまった。

けれど実際には書いていたのは中年男性で電話に出たのは高校生の娘だったといいます。

真実にがっかりしましたが、あえてそれを逆手に取り女性覆面作家としてデビューさせて、勝手に存在しない美女の顔写真を公開してしまったというのが事の経緯でした。

それでホテルに缶詰めにして原稿を書いてもらっているという事でしたが、ちょくちょくとホテルから出ていく玉村薫に山岸は違和感を覚えます。

しかしながら、望月に確認すると玉村薫は部屋に連絡してもちゃんと部屋にいると言うのでした。

何かおかしいと感じる山岸の元に1つのタチバナサクラ宛の荷物が届きます。

望月とは違う出版社からの荷物で、望月に確認しても解らないから後で確認するとのことで山岸はその荷物を別館に保管しました。

するとオタク集団から急遽、部屋を別館に変えて欲しいという要望があり、山岸は別館はお客様の宿泊施設ではなく従業員用の建物ですと説明するとオタク集団は落胆します。

望月がホテルにやって来て確認すると荷物の中に発信機が仕掛けられていたのでした。

すると違う出版社の今村と名乗る男がやって来て、オタク集団は今村にタチバナサクラに会わせてくれとしつこく頼み騒動を起こし、それを警備員に止められて、連行されていくのでした。

実は今村も彼等の仲間の一人で山岸はうっかりとタチバナサクラの部屋への電話を今村に繋いでしまいました。

今村は「思った以上に綺麗な声の女性だった」と満足して帰って行きます。

女性なわけはないのにと山岸は驚きますが、そこで山岸は事の真相に気付くのでした。

 

そして山岸は玉村薫の部屋に行き、1人での宿泊になっているが2人分に変えたいと申し出ます。

部屋にはやはり中年男性と高校生の娘が居て、中年男性は観念して、この事は望月には内密にと真相を話すのでした。

実は玉村薫は中年男性の娘の本名でタチバナサクラは娘の薫だったのです。

とんでもないエロティシズムな作品に面食らった父親は自分の娘を世間に晒されるのを恐れ、自分が書いたと言えば受賞も取り消しになると考えたのです。

 

でも実際はそうはならず、こうしてうまく偽装しながら今まで娘に作品を書かせてきたのでした。

 

父親にも仕事があるので、その間に部屋にかかってきた電話は部屋の受話器と携帯電話を接着させて、娘の薫が仲介して利用する事で対応していたのです。

望月には黙っていてくれと山岸は父親に頼まれ「お客様の仮面を守るのが私たちの仕事です」と父親を安心させるのでした。

 

 

マスカレードイブあらすじネタバレ④〜マスカレードイブ

 

 

ホテルコルテシア大阪に新人の教育指導の為に応援にやって来ていたホテルクラークの山岸尚美。

まだ判断がおぼつかない新人に苦手な指導をしたり、体育会系の総支配人を疎ましく思ったりしながらも東京にはない大阪の雰囲気を感じていました。

そんな大阪でのある日、薔薇の香水の匂いを漂わせる女性と、備品のタオルを間違って持って来てしまったという中年の男性のチェックアウトを見送ります。

そのタオルから薔薇の香水の匂いがしたので、山岸は別々に泊まっていた2人だが何かあるのかもしれないと感じました。

ホテルには色々な人間がやって来て、彼らは色んな仮面を被っている。

だからそんな彼等の仮面を外してはならないと山岸は改めて思うのでした。

 

舞台は変わり東京で新田浩介は大学内で起きた殺人事件の捜査をしていました。

新人警官の穂積理沙とコンビを組まされ、波長に合わない穂積に新田は戸惑い呆れながら事件を追います。

事件は教授の岡島孝雄が大学内にて何者かに殺害されていて、関係者から色々と話を聞くと助教授の南原定之という男が怪しいと目星をつけます。

 

殺害された岡島教授は将来的に莫大な利益をもたらす研究の最中で南原とどちらのやり方で研究を進めて行くかという事で争っていたのです。

もし岡島教授のやり方で研究を進めて行くと南原は今までの成果が無駄になり、見込めるはずの利益がゼロになってしまうので、岡島を殺害する動機としては十分なものでした。

南原の事件当日のアリバイを調べると南原は事件の翌日のアリバイは完璧でしたが、当日のアリバイは曖昧で、南原は事件が起きた日が本当にその日なのか?と困惑します。

新田達は事件当日のアリバイを南原に問いただすと南原は事件当日は大阪のホテルに泊まっていて、相手が不倫関係の女性なので女性の名前は明かせないと言うのでした。

そこで新田から大阪のホテルに行って南原のアリバイを調べるよう命じられた穂積は大阪に聞き込みに行きます。

ホテルは山岸のいるコルテシア大阪でした。

穂積に南原の写真を見せられて山岸は事件の当日は見ていないが、数か月前には見た事があったと告げて、

山岸はお客様の情報を自分の推測だけで話すわけにはいかないと穂積には聞かれた事だけを話しますが、一生懸命に聞き込みをする穂積の姿にうたれ、山岸は穂積にこっそりと薔薇の香水の事を話し2人は密会していたのではないかと教えます。

穂積はこのことは内密にと山岸に言われ、山岸の存在を明かさないように新田に報告し、

それを聞いた穂積は早速東京に戻り新田に報告すると、新田は南原が目撃された日と事件当日に宿泊した女性を宿泊名簿から探し出すと、畑山玲子という女性が浮かび上がりました。

畑山玲子は美容サロンやフィットネスクラブを経営する社長で、早速美容サロンに新田達は畑山を訪ねますが、畑山も南原との関係を認めようとはしません。

進展に行き詰った新田は穂積が同僚の警官と仕事を交換したいという何でもない発言から、この事件が交換殺人事件なのではないかと閃きます。

畑山にはいつ息を引き取ってもおかしくない危篤の父親がいて、その父親の財産をあてにして大きな規模の会社を経営していたのですが、父親に隠し子が見つかり、全ての財産を相続する事が出来ない状況なりました。

 

そんな時に南原と畑山はコルテシア大阪で偶然出会います。

 

ホテルのバーで知り合い意気投合した2人はお互いに殺したい相手がいる事が解り、畑山から南原に交換殺人の提案を持ちかけます。

 

その提案に乗った南原は畑山が夫婦でカナダ旅行に行っている間に畑山の父親の隠し子を殺害し、その数か月後に南原が京都へ出張に行っている間に畑山の夫が岡島教授を殺害したのでした。

 

ですが畑山は南原を裏切っていて、殺害予定日より前日に岡島教授を殺害し、畑山自身に疑いの目がいかないようにと画策したのですが、それも見破られてしまいます。

最後に南原が自供し、事件は無事に解決し、穂積に情報を与えたフロントクラークの山岸の存在を知った新田はそんな聡明な女性に会ってみたいと言い残し、事件は解決しましたが、何かの前触れを感じたのでした。

 

もっと詳しく読みたい方はこちらから購入ができます。

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マスカレードイブを読んだ感想

 

マスカレードイブは前作マスカレードホテルの前日譚的内容でマスカレードイブだけ読んでも内容は把握出来ますが、マスカレードホテルを読んでいた方がより楽しめるのではないかという内容になっています。

どの話も始終「仮面」というのに焦点を当てられていて、ホテルのフロントクラークの山岸尚美はお客様の被っている仮面。刑事の捜査官の新田浩介は事件の犯人が被る仮面。というのを強調して書かれているなと思います。

どの話も事件的には複雑なものはなく、事件の構造の妙よりはどちらかという人の心理描写の方が重点を置かれているようです。

「仮面と覆面」はオタク集団の盲目的な執念の怖さがありますが、その他の3つのタイトルは女性の持つ裏の顔のピリリとした怖さが味わえます。

巻末のエピローグではマスカレードホテルに繋がる少しネタバレ的な内容が書かれてあって、マスカレードホテルを読んだ人はこんな事情だったのかと思える嬉しい内容で、これからマスカレードホテルを読む人にも特に支障がない内容だと思います。

個人的にはホテルのスタッフの人もとっても丁寧に接客してくれながら、心の中ではこういう事を考えながら接客しているのだなと、その仮面を垣間見れた気がしましたね。

では本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

>>マスカレードホテルさんまはどこに?当初設定は○○という裏話も!

 

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