今回は逝年(小説原作)の ネタバレあらすじを結末まで詳細にお伝えしていきます。石田衣良の衝撃的な内容で話題を読んだ娼年の待望の続編、その一部始終を見ていきましょう!では早逝年(小説原作)の ネタバレあらすじを結末を紹介していきます。
>>逝年続編の爽年(小説)ネタバレあらすじ結末詳細!驚愕のラスト完結編!
Contents
逝年(小説原作)の基本情報とキャストをまずはチェック!
出典:モバオク公式サイト
逝年の基本情報
著者 石田衣良
発行 2008年3月26日
発行元 集英社
引用:ウィキペディア
こちらの「逝年」は、元は集英社の「小説すばる」で2006年11号から2007年10月号まで連載されていました。
前作は「娼年」ですね。
続きが気になって仕方なかった「娼年」でしたが、「逝年」はまさかの展開に色々と楽しめた作品でした♪
これから最初から結末まで、ネタバレあらすじを紹介していきますので、楽しみにしていただきたいと思います!!
ではキャストもサクッと紹介していきますね^^
逝年のキャスト情報
リョウ(森中 領)
ボーイズクラブ「ル・クラブ・パッション」のVIP専用娼婦。大学3年生。
アズマ(平戸 東)
VIP専用娼婦。マゾヒスト。
メグミ(白崎 恵)
リョウの大学のゼミの同級生。「ル・クラブ・パッション」を警察に密告し壊滅状態にした張本人。
御堂 咲良(みどう さくら)
静香の一人娘。生まれつき耳が聞こえず、口もきけない。「ル・クラブ・パッション」の試験官。
御堂 静香(みどう しずか)
元オーナー。摘発され、八王子医療刑務所に収監されている。
引用:ウィキペディア

ではそんな「逝年」のネタバレあらすじ結末!早速見ていきましょう!
逝年のネタバレあらすじ〜メグミの気持ち
御堂静香が逮捕されてから一年。
娼夫を天職とし、生き甲斐を感じるリョウと痛みを感じる事で快楽を得る神経の混線した性癖を持つアズマ。
そして生まれつきに耳が聞こえない御堂静香の娘の御堂咲良は三人で服役中の御堂静香が戻ってくるまでに女性に性を売るボーイズクラブを再出発させようとしていました。
三人は新しい事務所をかまえ、御堂静香が残した顧客のリストを元に再開したというメールを送り、クラブを再開していました。
仕事はリョウとアズマでこなしていましたが、幾分人数が少ないので全ての客をさばく事が出来ず、新しいキャストが必要だと感じていました。
アズマはお客以外の対人関係が苦手で、咲良は耳が聞こえない。
新人の発掘はリョウに委ねられたのでした。
その日からリョウはレストランに行っても男のウェイターを注視して見たりと、かつての御堂静香がどんな風にスカウトしていたのかと思案しながら、新人のキャストを探す事を意識する日々を送ることになりました。
ある日、リョウが仕事をこなしていると、自分にストーカーのように自分の後を追ってくる人物に気づきます。
その人物はかつてリョウに想いをよせ、リョウの娼夫の仕事を認められずにクラブを摘発し、御堂静香が逮捕される原因となったメグミでした。
リョウは同じ大学のメグミに対してこの一年間は徹底的に無視をして、相手にしていなかったのです。
「わたしは、あれから、いろいろと考えた・・・」
メグミは自分のした事は間違えだったとリョウに言い、自らも体を売る事でリョウの気持ちが解ったと言うのでした。
そしてメグミは同じクラブで一緒に働かせて欲しいとリョウに頼みます。
既に咲良ともアズマとも会い謝罪をし、働きたいという旨を告げ咲良もアズマも了承。
後はリョウの了承を得てくれと言われたのでリョウをストーカーしていたと言うのでした。
リョウはメグミの気持ちを受け止め、メグミが同じクラブで働く事を許しました。
その後、四人で食事をし、テストとしてメグミはアズマの前で裸になり、アズマはその目の真剣さで合格を出したと教えられるのです。
耳の聞こえない咲良では顧客からの電話が受けれないので、メグミはクラブにとって必要な存在になっていくのでした。
逝年のネタバレあらすじ〜新たな仲間
クラブはメグミを迎え軌道に乗り始めましたが、やはりキャストがおらずに注文が多く、パンク寸前の状態です。
そこでリョウは新宿二丁目のとあるバーが人気だという情報を聞きつけ、そこに向かいます。
バーには三人の人気のバーテンダーが居て、そこで最も女性から人気の高いアユムとリョウは出会うのでした。
アユムは性同一性障害であり心が男性なのに肉体が女性という事をリョウはそこで知るのです。
それを聞きリョウはアユムに自分が娼夫である事を告げ、アユムに娼夫としてのテストを受けてみないかと提案します。
アユムは男性としての性器を持たない自分でも大丈夫かとリョウに聞きますが、それを使う事だけがセックスではないとアユムを諭し、アユムを勧誘するのでした。
試験官の咲良とアユムはベッドを共にし、咲良は最初にテストを受けた時のリョウよりも凄かったと合格とし、アユムは新しいクラブのキャストになったのです。
逝年のネタバレあらすじ〜アユムの両親
ある日、リョウとアズマとアユムで事務所で待機している時にアズマが女スパイと名付けたミサキという客からリョウに指名が入ります。
ミサキは視界が完全に遮断された部屋でしかリョウと会いませんでした。
リョウがミサキの心をほどくとミサキはリョウに心を許し、自分のそばかすを見せます。
リョウはミサキのそばかすが好きだと言い、アユムは自分と一緒で服を異性の前で脱ぐ事の恐怖に対して共感するのでした。
そんな折、獄中の御堂静香から手紙が届き、病気のほうがあまりよくないという知らせを受け咲良とリョウは少し不安になります。
続けてトラブルが起き、アユムの両親がアユムの娼夫の仕事を知ってしまい、衝突していると聞かされ、リョウはその場所にクラブの代表として立ち会うのでした。
アユムの母親の方はアユムの障害を理解していましたが、父親はそうではなかったのです。
断固としてアユムが男として生きる事に対して認めない父親にアユムは涙ながらに自分の今までの苦労と苦悩を父親に聞かせ、理解を求めました。
リョウもアユムが自分のクラブでは今ではかけがいのない存在である事を訴えます。
アユムの父親は最終的にはアユムと和解し、しっかりと親子に対して向き合ってくれたリョウに敬意を示し、リョウにアユムの事を信頼して預けるので大事にしてやってくれと頼むのでした。
逝年ネタバレあらすじ〜御堂静香の帰宅
ある日、危険やスリルが好きな積極的な女性のレイコと夜を共にした後の事。
「クラブの中でリョウ以来久しぶりに好きな人が出来たのだけど、社内恋愛は禁止なのでしょうか?」とメグミからメールが届きます。
リョウが話を聞くとその相手はアユムでした。
クラブの事務所に待機している間に色々な話をしたという二人。
そこでアユムは自分が確実に男になるという事を二人に話し、メグミとの関係は本気なのだとリョウに告げ、リョウは二人の仲を認めます。
そして遂に御堂静香が刑務所から戻って来るという知らせを受け、クラブ内は喜び、活気立つのでした。
そしてついに戻って来た御堂静香。
でも、彼女は見るからにやつれていて、刑期は一年間だったのに五年間とも思わせるものだったのです。
リョウはすぐさま御堂静香にメグミを紹介し、メグミは改めて御堂静香に謝罪し、御堂静香はかつての冷たさや皮肉は使わずに穏やかな笑顔をメグミに見せ、これからもクラブを支えっていってほしいと声をかけます。
リョウは御堂静香のその態度から、檻の中での生活が御堂静香を変えてしまったのではないかと違和感を持つのでした。
アユムも紹介し、頑張ってと優しく声をかける御堂静香にリョウはやはり何か違和感を感じます。
歓迎のパーティーをした後に御堂静香はリョウと咲良にHIVの耐性ウイルスが生まれてしまい、自分の余命が何年もなく、もう何か月しかないという事を二人に話すのでした。
自分の違和感の原因が解ったリョウは檻の中での生活のストレスで発症したであろう事を悟ります。
と同時に、その原因を作ったメグミに対してみせた態度に、御堂静香の強さをありありと感じ、御堂静香と咲良を自分の身体と心を使って守ろうと決意するのでした。
そしてリョウの口から御堂静香の余命をクラブのメンバーに告げ、残りの時間を素晴らしいものにしてあげようとリョウは皆に呼びかけ、皆もその決意を一緒にしました。
逝年のネタバレあらすじ結末〜リョウと御堂静香
リョウは御堂静香に何か特別な事は出来ないかと思案するなか、御堂静香から自分の古くからの友人であるヨーコをお客として紹介されます。
リョウはヨーコと御堂静香へのやるせない想いを共感し、仕事としてヨーコと身体ではなく心に残る性行為をし、ヨーコはリョウに御堂静香と最期に結ばれて欲しいと頼んだのでした。
一度、HIVの感染をさせないようにという理由で御堂静香に性行為を断られた経験があるリョウは咲良に女性の欲望というのはいくつまで持っているものかと聞きます。
咲良は生きている限りと答え、自分の母親も女であると言い、どんなに体調が悪くても御堂静香が化粧をかかさずにいるのはリョウの為なのだと答えるのでした。
それを聞きリョウは咲良に御堂静香と最後に結ばれる為に協力して欲しいと咲良に頼みます。
リョウにとって御堂静香の存在は本当に特別なものでした。
自分にとっての天職である娼夫の道に自分を導いてくれた御堂静香。
始めは女性もセックスも退屈なものだとしていたリョウを娼夫として不合格と突き付けながらも、いつでもリョウに付き添いアドバイスしてくれました。
それに応えるリョウに正当な評価を御堂静香は与え、リョウも時に厳しくも本当の母親のようにリョウの事を支えてくれた御堂静香に上司と部下という関係をこえた感情を抱いていました。
そしてついに二人は、HIVが感染しないように注意をはらいながら慎重に丁寧に事を進めて、結ばれます。
「ずっと忘れていた。生きているって、自分の身体をとおして誰かを感じて、なにかを分けあうってことだったんだね」
御堂静香はそう言いました。
リョウは御堂静香の身体の上で御堂静香によって変わり新たな生きがいをもった自分を感じ、魂と魂をこすりあわせる行為だと感じました。
御堂静香も最期に女としての最高の喜びをリョウからもらいます。
「あなたは自分の息子」
そうリョウに伝え、付き添ってくれた咲良と共に感謝を示したのです。
そして、その四日後に御堂静香は意識を失って病院に運ばれました。
体がむくむからと延命の栄養の点滴は拒否し、痛み止めの注射だけで数日耐えた後、息を引き取りました。
人は死なない、ただ消え去るだけ。
御堂静香はいないが確かに生きている。
リョウは娼夫としての日々の仕事を御堂静香の骨壺に今日も報告するのでした。
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出典:UNEXT
ではここまでざっとあらすじを紹介してきました。
最後は御堂静香とリョウがついに結ばれたものの、亡くなってしまうという切ない話だったと感じました。
そして今回読んでみて感じたのは、もちろんこの「逝年」「娼年」共に性描写は多いんですけど、決していやらしい話ではないと思いました。
これは原作を読んでいただけるときっとお分かりになっていただけるのではないかと思います。
そして、今なら何と「逝年」のコミックを無料で読む方法があります。
もちろん原作の小説も読んでてとても面白いのですが、漫画化されたコミック版も、描写があるだけにまた違った面白さ、楽しさがありますね。
全部で「逝年」は3巻あります。
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電子版とかで、一冊無料っていうのがあっても、その「一冊」がとても短かったり・・
なんて事もありますし^^;
でも、無料で読めるなんて聞くと、「本当に?」「何か裏があるのでは・・」
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では本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました(*^^*)
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そしてリョウの恋心は成就するのか・・。
これは目が離せません!!