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【風の谷のナウシカ】アスベルは復讐に駆られていた?ナウシカとの関係に迫る!

『風の谷のナウシカ』は自然と人間をテーマにした活劇です。なかでもアスベルは敵国や蟲(むし)に復讐心を抱いているキャラクター。ペジテの人々は腐海を焼いて蟲を全滅させ、自国を滅ぼした軍事大国トルメキアにも復讐をしたいと考えていました。

アスベルは一時はトルメキアの飛行機に戦闘を仕掛けるなどしていましたが、ナウシカの考えに触れ、また仲間と意見が割れたことにより考えを改めています。

なぜアスベルは復讐したいと考えていたのか、途中いい感じに見えるナウシカとアスベルは結ばれるのかをこの記事では紹介していきます。

アスベルの心境の変化や、映画後の行動にも触れますよ。アスベルのことが知りたい方はぜひご覧ください。

目次

アスベルは工房都市ペジテの王子

アスベルは、工房都市という工業が栄えた国「ペジテ」の王子です。アスベルの特徴や家族構成、工房都市とはどのような国なのかご説明します。

1. アスベルの特徴や家族構成

アスベルはナウシカと同じく16歳の男の子かつペジテの王子です。

名字はなく、「ペジテのアスベル」と名乗っています。ガンシップやメーヴェといった小型操縦機の修理ができるほど手先が器用です。耳を保護できる茶色の帽子をつけており、全体的に茶色い服を着ていました。

家族にはペジテ市長の父親、母、双子の妹のラステルがおり、父と母には名前がないようです。アスベルは最初こそ復讐に燃えていますが、改心後はナウシカをサポートしています。

2. 工房都市ペジテとは

工房都市ペジテは、砂漠の中にある工業が発展している都市です。『風の谷のナウシカ』の世界が廃れるきっかけとなった「火の7日間」という史上最悪の戦争以前の遺跡からエンジンやセラミックなどを発掘し、加工しています。

ペジテは腐海との間にあるエトナ山脈によって瘴気の被害から逃れている国です。

ある時、地下から巨神兵(戦争に使われた兵器)の胎児を発掘してしまい、それを狙った軍事大国トルメキアにペジテは占領されてしまいます。

アスベルが復讐に燃えていた2つの理由

アスベルは復讐に燃えており、何度かトルメキア軍に争いを仕掛けて衝突しています。なぜ、復讐に駆られていたのでしょうか。理由は2つあります。

1. ペジテを軍事大国トルメキアに壊滅された

ペジテは、戦争兵器である「巨神兵の胎児」を地下から掘り起こしました。巨神兵を使って腐海を焼き尽くし人間が怯えずに済む世界を作りたいと考えていた軍事大国トルメキアは、巨神兵の胎児を狙い、ペジテを占領します。

占領時の争いによって、ペジテは多くの市民を失いました。アスベルはペジテの王子。自国を酷い状態にしたトルメキアを恨んでいました

2. 妹のラステルを蟲に殺された

ペジテの女性と子供たちの多くは捕虜として、トルメキアの飛行船に乗せられていました。その中に双子の妹、ラステルもいたのです。

また飛行船には巨神兵の胎児も乗っていましたが、重さに耐えきれずにバランスを崩し、飛行船は腐海に侵入してしまいます

その際、船が蟲を殺してしまったために他の蟲に襲われ、風の谷周辺に落下し、飛行船は爆発。炎上しました。

悲しいことにラステルは機体の下敷きとなり、ナウシカが見つけたときには虫の息でした。

アスベルとしては、妹のラステルはトルメキアと蟲に殺されたも同然。トルメキアを憎み、腐海にも悪い印象を持っています。

>>ナウシカがラステルの服を閉じた理由は鉄骨で胸が潰れていたから?ペジテのお姫様ラステルについて詳しく解説!

ナウシカとアスベルの出会いは腐海の底?

引用:スタジオジブリ

ナウシカとアスベルが初めて言葉を交わしたのは腐海の底です。

アスベルはトルメキア軍に復讐をしようとガンシップでトルメキアの船を襲撃します。

しかし、腐海の上空で撃墜されてしまいアスベルは落下。

捕虜として船に乗っていたナウシカが混乱に乗じて脱出し、アスベルを助けようとしましたが、アスベルは蟲を殺しすぎており王蟲含め蟲の怒りはなかなか収まりませんでした。

逃げているうちに2人は流砂に巻き込まれ、腐海の底へと落ちていきます。腐海の底に落ちた後、落ち着いた時間がとれた2人は初めて自己紹介をしています。

『風の谷のナウシカ』には戦闘シーンが多いため、珍しく平穏なシーンです。

>>【風の谷のナウシカ】主人公ナウシカは蟲の気持ちがわかる!?唯一腐海の正体に気づいた

アスベルが改心した理由

引用:スタジオジブリ

アスベルはトルメキアに自国を酷い状態にされ、双子の妹も失ったため復讐に走っていました。腐海に対しても悪いイメージしかなく、「腐海をこれ以上広げない方法が必要」と言っています。またトルメキアの将軍のクシャナは「巨神兵を使って腐海を焼き払う」という考えを持っていました。

ナウシカが「クシャナと同じことを言うのね」と言及すると、違うと否定しつつも、腐海をこれ以上広げない対策をすべきだという考えは改めていません。

アスベルが意見を変えたのは、父親のペジテ市長を含む仲間たちが行おうとしていた計画を知ったからです。

彼らはトルメキア軍を壊滅させ、奪われた巨神兵を奪還しようと画策していました。

そのために王蟲に自国を襲わせてペジテを占領していたトルメキア兵を殺し、またクシャナが風の谷にいると知ったペジテの男たちは、第二弾として風の谷に王蟲の群れが押し寄せるような計画を立てていたのです。

アスベルは自国を再建不能にしただけでなく、関係のない人々を巻き込む計画を立てた仲間たちに失望し、考えをあらためてナウシカを助けるようになりました。

ナウシカとアスベルのその後。2人は結ばれる?

ナウシカとアスベル。同い年で次期族長という同じ立場の2人。その後結ばれるのか、気になりますよね。実は、映画と原作の漫画で違う結末になっています。

1. 映画では不明

映画ではナウシカとアスベルがその後どうなったのか、詳しくは言及されていません。ナウシカが王蟲の群れを止めて金色の野を歩いた後、2人が登場するシーンは、目を見つめ合ってアスベルがナウシカの手を握るところで終わっています。

2人がどうなるのか、結ばれるのか分かりませんね。見ている人に想像する幅をもたせているのかもしれません。

2. 原作の漫画では2人は違う人と結ばれる

原作である漫画では、その後の2人が描かれています。

原作には映画には登場しない「土鬼(ドルク)諸侯連合」と、腐海に住む「森の人」が描かれています。ナウシカは森の人のセルムと、アスベルは土鬼のケチャと仲良くなっていました

宮崎駿監督のプロットによると、「くっつきそうだったからあえて離した」とのこと。少し残念な気もしますね。

>>【風の谷のナウシカ】ナウシカとアスベルの関係はその後どうなった?その他主要5キャラクターについても解説

アスベルのその後。剣士ユパと旅に出る

アスベルは『風の谷のナウシカ』のエンディングで風の谷に移住し、井戸を作った後、剣士ユパと共に旅にでています

旅の目的は、腐海やその周辺の調査です。

2人は腐海の底へ行き、腐海とは何かを調べに行きます。徳間書店から発売されている『風の谷のナウシカ スタジオジブリ絵コンテ全集1』にはそのシーンが描かれているようです。気になる方は読んでみてください。

旅をするとは意外でした。自然と共生していく上での新たな発見があったら面白いですね。

>>【風の谷のナウシカ】ユパの年齢は45歳!髪型はモヒカン?

アスベルの声優は松田洋治さん

アスベルの声を担当したのは、俳優兼声優の松田洋治さんです。声優としては同じジブリ作品の『もののけ姫』では主人公のアシタカや『時をかける少女』の高瀬宋次郎。

俳優としては『家族ゲーム』や『科捜研の女 第14シリーズ』、『警視庁・捜査一課長2020』などに出演しています。小学生の頃から俳優をしており、どちらかというと声優より俳優色が強い方です。

俳優業メインだとしても、アスベルやアシタカの少年らしく力強い印象にはぴったりな声をされていますよね。2キャラクターの声を聴き比べてみたくなります。

【風の谷のナウシカ】アスベルの名シーンや名セリフ!

引用:スタジオジブリ

『風の谷のナウシカ』のアスベルの名シーンや名セリフをご紹介します。

1. 「泣いてるの?」

腐海の底に落ちた2人が、空気が澄んでいると気がついたときのシーンです。

ナウシカは腐海の植物を育てていたことがあり、キレイな水と砂で育てれば植物は毒性を持たないと知っていました。そしてもとより腐海は悪ではないという考えを持っていました。腐海は汚れた土地を浄化していると確信し、喜びで涙を流しています。

アスベルが「泣いているの?」と聞くことにより、ナウシカの心情を視聴者が理解できるようになっています。

2. 「不思議な味のする実だね」

腐海の底で、ナウシカがアスベルに食料に木の実をあげたシーンのセリフです。ナウシカが「チコの実というの。とっても栄養があるのよ」というと、アスベルは「味はともかく長靴いっぱい食べたいよ」と返しました。

お腹いっぱいにご飯が食べたいなんて、なんとも食欲旺盛な男の子らしい発言ですよね。この言葉がかわいいと思ったのか、面白いと思ったのか、ナウシカは笑っています。それまで戦闘シーンが多かったアスベルの微笑ましいシーンです。

ちなみにチコの実は、風の谷の子供たちが精一杯集めたものです。

3. 「何てことをしたんです!あれじゃ再建もできない!」

アスベルとナウシカがペジテを訪れると、荒れ果てた光景が広がっていました。驚くべきことに、ペジテにいたトルメキア兵を殺すために王蟲に自分たちの国を襲わせたのです。

「あれじゃ再建もできない!」というセリフは、この行動を起こしたペジテ市長の父に向かって言った言葉です。

悲しいことに悲劇はそこで終わらず、市長は風の谷にいるトルメキア軍も全滅させようと王蟲に風の谷も襲わせる計画を立てて実行していました。

市長はトルメキアから巨神兵を使って腐海を焼いて人間の世界を取り戻すことを目的としていますが、これでは破壊を招く一方ですよね。

このシーンをきっかけにアスベルはナウシカに協力するようになります。

4. 「行ってくれ!僕らのために行ってくれ!」

ペジテの男性たちに捕らえられたナウシカをアスベルが助けに行きます。ペジテの女性たちも協力してナウシカを逃がそうとしてくれました。

女性たちは「本当にごめんなさい。私たちがしたことは間違いです」「ひどい仕打ちを許しておくれ」とナウシカに謝罪しています。

ペジテの男性たちが酷いことをしていただけで、女性は無関係でした。

トルメキアがペジテに再び戦いを仕掛け、事態は悪化します。アスベルに逃げるなら今だと言われますが、愛情深いナウシカは助けてくれたペジテの女性たちを放っておいてはいけないと拒否しました。

その発言に対してアスベルは「谷を救えるのは君だけだ。頼む、行ってくれ!僕らのために行ってくれ!」と懇願するのです。

「僕らのために行ってくれ」という言葉にナウシカは後押しされたことでしょう。アスベルがかっこいいシーンです。

>>【風の谷のナウシカ】心に響く名言・名セリフ24選!ナウシカの名言や名シーンからわかるセリフの特徴とは?

アスベルの名シーンを見るならツタヤディスカス

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風の谷のナウシカに登場するアスベルは国と家族を想う少年

引用:スタジオジブリ

『風の谷のナウシカ』に登場するアスベルは最初こそ敵のように思えますが、自国と家族を思う、心優しい少年です。

この映画ではペジテの国民を殺され、そして双子の妹ラステルを失い復讐に駆られる様子から考えを改め、正しい方向へと向かっていくアスベルの過程が見られます。

腐海を悪だと思っていたアスベルが、映画のお話が終わったあとに腐海の底へ行き腐海のことを知ろうとしているなんて、物語の序盤までは想像がつきませんよね。アスベルの心境の変化にも注目して、『風の谷のナウシカ』を見てみてください。

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