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【風の谷のナウシカ】テトはもともと青色?映画と原作で違う最期にも注目!

『風の谷のナウシカ』に登場するキツネリスの「テト」

可愛らしい見た目のテトは、ナウシカの相棒です。いつもずっと一緒にいますね。今回はナウシカとテトとの出会いや、テトの特徴などをご紹介します。

実はテトはもともと青色の予定だった?別のジブリ作品にも登場している?など、『風の谷のナウシカ』をより楽しめる情報もありますよ。

この記事を読めば、テトの魅力を存分に味わえること間違いありません。ぜひ最後までご覧ください。

>>【風の谷のナウシカのキャラクターまとめ】これを読めば登場人物が全部わかる!

目次

ナウシカの相棒、キツネリス・テトの性格

引用:スタジオジブリ

テトは「キツネリス」という種の生き物です。

宮崎駿監督が作った想像上の動物だといわれています。

キツネリスはとても警戒心が強い性格。本来は人に懐かないとされています。

ユパも、テトに触ろうとしたナウシカに対して「手は出さんほうがいい。チビでも凶暴だ。」といっていました。ナウシカはそれでも触ろうとして、テトに指を噛まれています。

ナウシカが噛まれても気にせずに話しかけてテトを落ち着かせたことにより、テトの警戒心は解かれました。

テトを落ち着かせたときの「ほらね…怖くない。」は、『風の谷のナウシカ』の中でも人気なナウシカのセリフの一つです。

生き物と心を通わせられるナウシカだからこそ、テトと相棒になれたのでしょうね。

キツネリス・テトの特徴

引用:スタジオジブリ

キツネリス、テトの身体的な特徴を紹介します。

1. 懐にはいるくらいの大きさ

テトはキツネリスの中でも子ども

ナウシカの肩の上や、懐の中に入れるくらいの大きさです。

テトはマスクをつけられないため、ナウシカと一緒に腐海に入るときナウシカの服の中にはいって瘴気から逃れています。

小さいサイズだからこそ、ナウシカと常に一緒にいられたんですね。

2. 耳が長く、大きな尻尾を持つ

キツネリスは耳が長く、尻尾も太くて長いという特徴があります。耳の長さはキツネリスの顔の2倍以上。

警戒心が高いキツネリスは、この長い耳で危険を察知しているのでしょう。尻尾は耳を2つ束ねたくらいの太さです。

耳と尻尾がながくて顔が小さいこのキツネリスの比率だからこそ、愛らしさがあるのかもしれません。

3. 瞳は緑で黄色い体に焦げ茶のしま模様

キツネリスの瞳は緑色です。キレイなグリーンが印象的ですよね。

ボディは黄色く、茶色の縞模様がはいっています。薄いベージュのタテガミのようなふさふさが、テトの可愛らしさを引き立てています。触ってみたくなりますよね。

またテトは手に3本の爪をもっています。この爪はなかなかに強力です。空を飛んでいるナウシカに離れずしがみついているのですから。爪だけで飛ばされないようにナウシカを掴んでいるのは驚きでした。

『風の谷のナウシカ』を見る際は、ナウシカの服をしっかりと掴むテトに注目してみてください。

4. 構想段階ではテトは青色だった?

『風の谷のナウシカ』に登場するキツネリスのテトは、黄色です。

しかし、構想段階では青色だったといわれています。

なぜ色の変更が起きたのかは明らかにされていません。

2022年に福岡アジア美術館で開催されていた「アニメージュとジブリ展」では、青色のテトのぬいぐるみが販売されていました。

青色のテトは全体的に水色で縞模様の部分が青色。目はグリーンのままで、首周りの毛は白色でした。耳の中の黄色がコントラストとしてよく映えています。青色のテトもかわいらしいですよね。

とても人気で、展示会場ではすぐに売り切れてしまったそうです。正規販売でも1万円と高額だったのにも関わらず、スゴイ人気ですよね。

ナウシカとテトとの出会いは王蟲からの救出

引用:スタジオジブリ

ナウシカといつも一緒のテト。その出会いは物語の序盤に訪れています。

テトは翅蟲(はむし)の大王ヤンマに襲われていました。気絶して連れ去られているときに、人間の子どもが連れ去られていると勘違いしたユパによって助け出されます。

そのユパがテトを助ける際に翅蟲を銃で撃ってしまったため、怒った王蟲(オーム)に追いかけられることに。ナウシカがユパとテトを救ったのが、ナウシカとテトの初めての出会いでした。

ユパがテトを人間の子どもと見間違えなかったら。ナウシカが腐海を探検していなかったら。もしかしたらナウシカとテトは出会っていなかったかもしれません。

そもそも翅蟲に連れ去られたとき、テトが気絶していたために瘴気を吸わなかったことも大きな要因でした。瘴気によって死んでしまっていた可能性もあったのです。テトはナウシカとユパに出会えて良かったですね。

>>【風の谷のナウシカ】主人公ナウシカは蟲の気持ちがわかる!?唯一腐海の正体に気づいた

テトのモデルはフェネック?

キツネリスのテトのモデルは実在するフェネックか?といわれています。

フェネックの特徴(参照アクアマリンふくしま
  • イヌ科
  • 体重0.8kg
  • 体長30cm〜40cm

北アフリカからアラビア半島の乾燥地帯に分布するキツネの仲間。砂漠に巣穴を堀り、小さな群れをつくって生活します。イヌ科の中で最小の生き物です。

大きな耳で砂の中の獲物を探し、上がりすぎた体温を下げる機能もあります。雑食で、小動物を食べたり、植物の葉っぱや果実を食べたりします。耳が大きく、尻尾が太いところが共通していますよね。砂漠地帯に生息しているのも合っているような気がします。

しかし、ジブリ側からモデルがフェネックだとは名言されていません。あくまで、想像上の架空の動物だといわれています。

テトの死因。映画と原作では最期が違う

テトは『風の谷のナウシカ』の映画と、原作である漫画ではその最期が違います

映画:ナウシカと共に風の谷で暮らす

漫画(原作):巨人兵の体内から漏れ出る毒の光に当てられ、死んでしまう

原作は、悲しい運命を辿っていました。

ナウシカは死んでしまったテトを悲しみ、大木の下に埋めています。ずっと連れ添った相棒が亡くなる悲しみは、計り知れません。

ある意味、映画版の方が幸せに暮らせて良かったのだと思います。

>>ナウシカは原作では人工人間だった?風の谷のナウシカの映画では語られない真実

テトの声優は吉田理保子

テトの声をつとめたのは、声優の吉田理保子さんです。

吉田さんは他にも谷の少女の声も担当されています。

吉田理保子さんの代表作は下記です。

  • 『アルプスの少女ハイジ』クララ役
  • 『魔女っ子メグちゃん』神崎メグ役
  • 『まいっちんぐマチコ先生』麻衣マチコ役

少女や大人の女性の声を多く担当されています。動物の声もできるのは流石としかいえません。

現在は声優を引退されており、マネージメントに注力されています。

キツネリスのテトはラピュタにも登場!

https://twitter.com/kinro_ntv/status/913765373496803328

『風の谷のナウシカ』に登場するキツネリス。実は『天空の城ラピュタ』にも登場します。

『風の谷のナウシカ』の公開が1984年。『天空の城ラピュタ』は1986年です。2年後のジブリ作品にも登場しているなんて驚きですよね。宮崎駿監督は、テトがお気に入りなのでしょうか。

テトが『天空の城ラピュタ』に登場するのは、ラピュタの中でのシーンロボット兵の肩の上にキツネリスが乗っていますよ。

他にも数匹キツネリスが遊んでおり、とてもかわいらしいです。キツネリス好きの方は『天空の城ラピュタ』も見てみてくださいね。

宮崎県の北川町にテトがいる?

宮崎県の北川町にテトがいるとの情報を掴みました。

ロボット兵の上にキツネリスがいますね!

『風の谷のナウシカ』のテトというよりは『天空の城ラピュタ』のキツネリスですが、キツネリスファンには一度訪れていただきたい場所です。

他にも『千と千尋の神隠し』のカオナシや像などがあります。住所は「〒889-0101 宮崎県延岡市北川町川内名」です。下赤バス停からそう遠くない場所にありますよ。

気になる方は訪れてテトと共に写真を撮ってみてください。

テトのかわいいグッズ

引用:スタジオジブリ

かわいいテトのぬいぐるみが欲しい。

そんな方におすすめのグッズをご紹介します。

1. テトのぬいぐるみ

高さ21cmのぬいぐるみです。なんと、お手玉としても使うことができます。もちろん普通に飾っても可愛いですよ。

触り心地もよく、可愛らしいテトがよく再現されています。ずっともふもふを触りたくなること間違いありません。

2. テトのキーホルダー

テトはキーホルダーも発売されています。

高さは11cmほどと、ぬいぐるみよりも10cm小さいサイズです。連れ歩きたくなる可愛さですよね。

キーホルダーでも触り心地の良さはぬいぐるみと変わりませんよ。カバンにつけて、テトと一緒に旅をしてみませんか?

3. 青色のテト(限定ぬいぐるみ)

アニメージュとジブリ展」で限定発売された構想段階の青いテトです。レア物がほしい方は喉から手が出るほどの商品だと思います。

正規の金額は11,000円ですが、現地のみの商品のためかAmazonではその3倍の価格になっています。欲しい方は値段が下がるのを待つか、再販にかけた方が良いかもしれません。

Twitterには、普通のテトと青色のテトを並べて飾っている方もいらっしゃいます。

ついつい並べたくなる気持ちもわかりますね。

ナウシカとテトの名シーン

引用:スタジオジブリ

『風の谷のナウシカ』のナウシカとテトの名シーンをご紹介します。

テトの可愛さに惚れ込んでしまいますよ。

1. テトを王蟲から助けるシーン

王蟲に襲われているユパとテトをナウシカが救うシーンです。

迫力のある王蟲と、全力疾走でトリウマに乗って逃げるユパ。そこにメーヴェにのって登場するナウシカは、見ていて疾走感があり見ごたえがあります。物語の序盤のシーンですが、思わず息を飲んでしまいますよ。

これはナウシカとテトが初めて出会うシーンです。このシーンは見逃せません。

この後ユパの腰についている袋から出てくるテトにも注目です!

2. ナウシカ「ほらね…怖くない。」

ほらね…怖くない。」は『風の谷のナウシカ』の中でも人気のあるセリフです。

キツネリスは警戒心が強く人には懐かない生き物。そのキツネリスのテトにナウシカは手を差し出します。やはり噛まれてしまうのですが、ナウシカは動じずに「ほらね…怖くない。」と声をかけてテトを落ち着かせるのです。

ナウシカが自分に危害を加えない人間と認識したテトは、噛んでしまったナウシカの手を舐めます。ナウシカとテトが相棒となった瞬間です。

3. ナウシカと常に一緒にいるテト

仲良くなったナウシカとテトは、どんなときも一緒です。

メーヴェに乗って空を飛んでいるときも、腐海に入るときもナウシカと行動を共にしています。ナウシカがメーヴェに乗って風を切っているときも彼女の肩の上にいるテト。落ちないのかとヒヤヒヤします。

ナウシカが腐海の中にいるシーンではテトの姿は見えませんが、しっかり彼女の服の中にはいっています。ナウシカの服の中に入る理由は一つ。腐海の瘴気を吸い込まないようにするためです。

ナウシカの服には、瘴気を防ぐ効果もあるのですね。ずっと一緒にいる2人は見ていて微笑ましいです。

>>【風の谷のナウシカ】心に響く名言・名セリフ24選!ナウシカの名言や名シーンからわかるセリフの特徴とは?

ナウシカとテトの名シーンをみるならツタヤディスカス

『風の谷のナウシカ』に登場するテトの魅力をご紹介してきました。だんだんと動くテトも見たくなってきませんか?

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ナウシカの相棒テトは、物語に欠かせない生き物!

引用:スタジオジブリ

『風の谷のナウシカ』に登場するナウシカの相棒テトは、ナウシカを癒やす物語に欠かせない生き物です。

いつも一緒のナウシカとテトは、見ていて微笑ましいですよ。ナウシカと行動を共にするようになったテトは、風の谷の子どもにも警戒心を解いて接しています。

ナウシカと出会ったことにより、風の谷にも溶け込んでいるテト。すっかり風の谷の一員になっています。

テトはかわいらしい見た目と小動物らしい動きが特徴のキャラクターです。

ぜひ『風の谷のナウシカ』の動くテトを見て癒やされてください。

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