MENU

【風の谷のナウシカ】ユパの年齢は45歳!髪型はモヒカン?

『風の谷のナウシカ』に登場するユパ・ミラルダは、腐海の謎を解くために旅を続ける剣士です。

その剣の腕前は「腐海イチ」ともいわれ、ナウシカの剣の師匠でもあります。

今回の記事では、ユパが旅をしていたもう一つの理由やナウシカとの出会いなど、ユパのことを詳しく紹介していきます。

ユパはナウシカを支える、物語に欠かせない存在です。この記事を読むと、ユパ様の魅力をより知ることができますよ。ぜひ最後までご覧ください。

目次

【風の谷のナウシカ】ユパ・ミラルダの正体は伝説の剣士

『風の谷のナウシカ』の序盤に登場する旅人のような風貌をしているのが、ユパです。

茶色の帽子、マント、服を着ており、白いひげをたくわえています。各地を旅していたため、風の谷を訪れたのは1年半ぶりでした。トリウマ(巨大な鳥)のカイクイが相棒です。

彼は腐海イチの腕前を誇る剣士です。風の谷に侵略してきたトルメキア軍の将軍クシャナと対峙したシーンで言及されています。

軍事大国の将軍がユパのことを「ユパ・ミラルダ」とフルネームで認識しており、「腐海辺境イチの剣士」だと話していました。他国にもその名を轟かせていることから、ユパの強さがわかりますね。

ユパの年齢は45歳

見た目は渋いオジ様のユパですが、年齢は45歳です。

帽子を被った状態のユパはもっと年老いて見えますが、意外と若いなと感じました。ナウシカの父であり、族長で旧友のジルとは、5歳違いです。

45歳という年齢で「腐海イチの剣士」という呼び名を持っているなんて、スゴイですよね。ユパの見た目が年老いてみえるのは、きっと渋い声と白い立派なヒゲのせい。

もしくは多くの修羅場を乗り越えてきた人物だからこそ、かもしれません。

ユパは争いを好まない人格者な性格

腐海辺境イチの剣の腕前を持ち、数々の戦を経験してきたユパ

その性格は、意外にも争いを好まない人格者。殺生を好まず、父ジルを殺されて激情しているナウシカに対しても、自ら止めにはいっています。どんなときでも、冷静に物事を考えられる人です。

ユパには、深い知識を持った教養人の一面もあります。長く旅をして各国を巡っているため、各国の文化や歴史、言語などの教養の持ち主です。

人格者で多くの知識を持っているため、人望も厚く、風の谷の人々からは尊敬の念を込めて「ユパ様」と呼ばれています

ユパが旅をする2つの理由

ユパが世界各国を旅をするのには2つ理由があります。

1つは、腐海の謎を解くため。2つ目は伝説に語り継がれる「青き衣の者」を探すためです。

1. 腐海の謎を解くため

「火の七日間」の戦争の後に突如として生まれた「腐海」。

腐海から生じている瘴気によって、人々は体が動かなくなる病気にかかっています。

「腐海=悪いもの」と考えてしまいますが、腐海には何があるのか、どうして拡大しているのか等、謎めいた部分が多くあるのも事実です。

ユパは『風の谷のナウシカ』の中で「私はただ、腐海の謎を解きたいと願っているだけだよ。我々人間は、このまま腐海にのみこまれて滅びる種族か、それを見極めたいのだよ。」といっていました。

腐海の謎を解き、人類がどうなっていくのかを知りたい。そういった気持ちから旅を続けています。

2. 青き衣の者を探すため

風の谷には古くから伝わる言い伝えがあります。

その者 青き衣をまといて 金色の野に立つべし。失われた大地との絆を結び ついに人々を清浄の地にみちびかん

風の谷にいる盲目の大ババが話した伝承です。この伝承を聞くと、青い服を着ている人が大地を清浄して、腐海に怯えなくてよい世界が訪れると思いますよね。

腐海の瘴気を無くす方法、腐海の謎を解きたいユパは、青き衣の者が何かを知っていると思い、探していました。

伝承の青き衣の者は口ひげをたくわえた男性でしたが、ユパが探していた青き衣の者はナウシカのことでした。

映画のラストで王蟲の黄色い触角の上に降り立つナウシカはまさに伝承そのものでしたね。ナウシカが伝承の青き衣の者の子孫かどうかは定かではありません。

ユパもまさか自分が探していた人物が旧友の娘、ナウシカだとは思わなかったでしょうね。

ナウシカとユパの再会は王蟲からの救出

引用:スタジオジブリ

ユパは『風の谷のナウシカ』の物語が始まる前まで各国を旅していましたが、一年半ぶりに風の谷に帰ってきます。

ナウシカとユパが再会したのは、ユバが風の谷に帰る途中、王蟲に襲われているときでした。ユパは当然、「腐海の生き物に危害を加えると王蟲に襲われること」は理解しています。

しかし、翅蟲(はむし)に人間の子供がさらわれている場面をみて、助けようと発砲し王蟲に襲われたのでした。

実際にさらわれたのは人間の子供ではなく、後にナウシカの相棒となるキツネリスだったのですが。見間違えだとしても、結果的にナウシカがユパとキツネリスを助けられたのは良かったですね。

ナウシカとユパの関係。ユパはナウシカの師匠!

引用:スタジオジブリ

ユパはナウシカの父の旧友であり、彼女の剣の師匠です。

ナウシカが小さい頃は、ユパが彼女に剣の指導をしていました。ナウシカの武術はユパ仕込みのものだったんですね。

ナウシカからすると、父と年も近く昔から知っているユパは剣の腕がたつ、知り合いのオジサンというところでしょうか。

ユパ「礼を言わねばならん。よい風使いになったな」

ナウシカ「いいえ、父はまだまだだって」

この会話では久しぶりにあった旧友の娘兼、愛弟子に対して成長したなという思いが溢れていますよね。

ナウシカとユパの関係は良好だということが伺えます。

>>【風の谷のナウシカ】主人公ナウシカは蟲の気持ちがわかる!?唯一腐海の正体に気づいた

ユパの髪型はモヒカン?

精悍で凛々しくTHE男!そんなユパですが、実は彼の髪型はモヒカンです。

頭の真ん中のみに髪が生えており、側面は剃っています。風の谷の族長ジルと会話しているときに、ユパが帽子を脱いで発覚しました。

眉毛やヒゲは白色なのに、髪の毛は茶色です。髪の毛は染めているのでしょうか。ちなみにユパの髪型がモヒカンの理由は、戦士だからという意見があります。兜をかぶるために、モヒカンなのだとか。

真意は分かりませんが、そうだとしたら腑に落ちますね。

ユパ様は原作と映画で最期が違う

『風の谷のナウシカ』の映画は、漫画が原作となっています。

実は、ユパはその最期が映画と漫画では異なる人物です。

>>ナウシカは原作では人工人間だった?風の谷のナウシカの映画では語られない真実

1. 映画版ではアスベルと共に旅に出る

映画版では、ユパはペジテ市王子のアスベルと共に旅に出ます。行き先は「腐海の底」です。

腐海は蟲がはびこる瘴気を生み出す悪い存在といわれていますが、その正体は汚染された土地の清浄装置でした。

腐海の底には、浄化されてきれいな空気や土地が広がっています。ユパの旅の目的は、「腐海の謎」を知ること。目的を果たすために、ユパは腐海の底へと向かったのでした。

2. 原作ではクシャナをかばって死んでしまう

ユパは原作では、物語の途中で命を落としてしまっています

映画には登場しない第三勢力の土鬼(ドルク)とトルメキアが争った際の出来事です。

トルメキアへの復讐に燃える土鬼の女性が放った手榴弾で左手を失い、その後に土鬼の戦士がトルメキアの将軍クシャナに刃を向けたところを庇ってなくなりました。

ユパはその命をもって、両者の争いを止めたのでした。争いを好まない性格のユパだからこその行動ですね。

ユパらしいと言えばユパらしいですが、悲しい運命をたどりました。

>>【風の谷のナウシカ】クシャナの人物像は原作と映画では全然違う?クロトワとの関係は?

【風の谷のナウシカ】ユパの声優は納谷悟朗

ユパ・ミラルダの声をつとめたのは、声優の納谷悟朗さんです。

納谷さんは、ルパン三世の銭形警部の声をテレビシリーズの第一作から39年間つとめていたベテラン声優です。他にも、宇宙戦艦ヤマトの艦長沖田十三や、仮面ライダーのショッカー首領などを演じられていました。

納谷さんは2013年に齢83で亡くなられています。納谷節ともいわれる独特な口調や声が、ユパの貫禄を出すのにピッタリな声優さんでしたね。

【風の谷のナウシカ】ユパの名シーン

引用:スタジオジブリ

風の谷のナウシカ』に登場するユパの名シーンをいくつかご紹介していきます。

読めばきっと映像で見たくなりますよ。カッコいいユパをお楽しみください。

1. 「また村が一つ死んだ…」

『風の谷のナウシカ』の物語の序盤、ナウシカと再会する前にユパが発したセリフです。

腐海の瘴気を吸わないようにマスクをつけているため、一見誰だかわからないですよね。腐海から生じる瘴気によって、住人がいなくなってしまった村を発見したときの言葉でした。

腐海の謎を解くために旅をしていたユパ。その道中で腐海の瘴気によって消滅した国や村を多くみてきたのでしょう。つぶやきの中にも悲しさが残るひとことでした。

2. 「礼を言わねばならん。よい風使いになったな」

王蟲に襲われていたユパをナウシカが救ったときの言葉です。

翅蟲(はむし)に襲われているキツネリスのテトを人間の子供と勘違いして救った際に放った銃によって、ユパは王蟲に追いかけられていました。

歴戦のユパでも、危ない場面だったと思います。風使いのナウシカが助けなければ、早々と物語から消えていたことでしょう。

ユパはナウシカが幼い頃から彼女を見ていました。久しぶりに会ったナウシカに助けられ、小さな子が成長したと感心していることがこのセリフから伺えますね。

3. 「双方動くな!動けば王蟲の皮より削り出したこの剣が、セラミックの装甲をも貫くぞ!」

ユパが身を挺して争いを止めたときのシーンです。

王蟲の皮は、どんなものより硬いもの。その王蟲の皮を使って作った剣で、セラミックで武装したトルメキア兵に威嚇をしています。

己の剣の腕と、剣の硬さに自信があるからこそ、相手を萎縮させられたのでしょう。このときナウシカは、自分の父親ジルをトルメキア兵に殺された憎しみから多くの兵を手にかけていました。

暴走したナウシカを止められたのは、信頼していたユパだったからこそかもしれません。

4. 「わしは一度この地を離れ、ひそかに戻って機会を待つ。なんとしてもあのバケモノの復活をやめさせねばならぬ」

風の谷がトルメキア軍に占拠され、風の谷の住人を捕虜として連行しようとしたときのシーンです。

ユパは捕虜として連行されることを避けて、その場から抜け出す選択をします。凄まじい火力をもつ兵器「巨人兵」の復活を阻止するため、一度離れて立て直す方法をとったのでした。

冷静に物事を考え、地理にも詳しいユパだからこその決断だと思います。

この場面のあとに、ユパはナウシカが地下で密かに育てていた腐海の植物たちを目にします。

本当に腐海は悪いだけの存在なのか。世界の方が汚れているのではないか。確信に迫るシーンですのでこちらも見逃せません。

>>【風の谷のナウシカ】心に響く名言・名セリフ24選!ナウシカの名言や名シーンからわかるセリフの特徴とは?

ナウシカに登場するユパの名シーンをみるならツタヤディスカス

風の谷のナウシカ』に登場するユパの名シーンをご紹介しました。

ユパは暴走したナウシカをその腕で止められる唯一の人物。とても強く、人格者であるユパ・ミラルダは『風の谷のナウシカ』に欠かせない存在です。

そんなユパのカッコいい名シーンをみるならツタヤディスカスがおすすめ

実は『風の谷のナウシカ』を始めとしたジブリ作品は、Huluなどの動画配信サービスではみることができません。テレビの再放送でみるか、DVDでみるしかないのです。

ツタヤディスカスの「定額レンタル8プラン」は、ひと月2,052円で新作なら8本、旧作は無制限でレンタルできるサービスです。

利用方法は簡単で、ネットで注文したら自宅に届きます。返却はポストに投函でOK。今なら、新規登録すると無料で30日間利用できます。

この機会にツタヤディスカスで『風の谷のナウシカ』をみてはいかがでしょうか。

>>【必見】ツタヤディスカスの評判や口コミを徹底調査!メリット・デメリットから解約方法まで全て解説

ナウシカの師匠、ユパ様は強くてカッコいい伝説の剣士!

ナウシカの師匠ユパ・ミラルダは、腐海辺境イチ強い剣士です。

ユパは伝承にある「青き衣の者」を探すように定められた男で、自身も腐海の謎に興味を持ち、旅を続けていました。

各国を旅した経験から教養もあり、剣の腕もたつユパは、風の谷みんなの憧れの存在。

『風の谷のナウシカ』を映画で楽しむと、ユパの魅力を最大限に感じることができます。ぜひ映画でみてみてくださいね。

ナウシカの剣の師匠、ユパは強くてカッコいい剣士、でした。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次