国民的なジブリ作品の「となりのトトロ」には、サイズの異なる3匹のトトロが登場します。
今回は、その中でも真ん中のサイズの中トトロをご紹介します。映画の中では語られていませんが、中トトロにはズクという名前があります。
この記事では、中トトロ「ズク」の名前の由来についても触れていきます。中トトロの魅力や特徴だけでなく、どんぐりを落とすシーンについても考察をまとめていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
>>となりのトトロに登場するキャラクターを紹介!あの登場人物の名前は?
中トトロの正体。名前は「ズク」
中トトロは、トトロの次に大きいトトロ。名前を、「ズク」と言います。
トトロたちの本当の名前はモデルとなったフクロウの「ミミズク」から取られたと言われています。大きいトトロは「ミミンズク」、小さいトトロは「ミン」という名前です。
映画の中では彼らの名前については触れられていませんが、中トトロという名前よりは「ズク」の方が可愛らしく感じますね。ちなみにトトロと中トトロ、小トトロはそれぞれが親子の関係です。3匹には家族の繋がりがあったのですね。
「となりのトトロ」はサツキとメイの冒険と家族愛の物語ですが、ここにも家族の形がありました。3匹は家族という視点でもう一度「となりのトトロ」をみると、新たな感想を得られるかもしれません。
>>【となりのトトロ】小トトロの本当の名前や正体、トトロとの関係は?
中トトロの年齢は679歳
中トトロの年齢は、なんと679歳です。トトロたちは結構長生きな生き物なんですね。
ちなみに大トトロは1302歳、小トトロは109歳です。500〜600年に一度トトロの家族が生まれています。
また「となりのトトロ」の舞台は、昭和30年代の夏とされています。西暦だと、1953年頃です。そこから考えると、中トトロは1270年くらいの鎌倉時代に生まれたことになります。
かなり昔から長い時間、トトロたちは住処にしているクスノキの主として周辺の地域を守っていたのかもしれません。トトロたちの住処では、昔の時代の土器をみることもできますので見つけてみてくださいね。
かわいらしいサイズでみていて微笑ましいですが、意外と長生きな中トトロでした。
>>【となりのトトロ】大トトロ中トトロ小トトロ3匹の種類と違いを徹底比較!
形が愛らしい中トトロの特徴3つ
他の二匹のトトロとは違う、中くらいの大きさの中トトロの特徴を3つご紹介します。
トトロよりも明るい毛色や、ほどよい大きさの中トトロは魅力がたっぷりです。
1.くすんだ青色の毛
中トトロは、くすんだ青色の毛をしています。トトロより明るい色をしていて、キレイな色ですよね。トトロと同じく、胸からお腹にかけては白い毛色になっています。
お腹のところにある、3つの半月を逆さまにしたような模様もかわいらしい特徴です。
2.体長は70〜90センチ
中トトロの体長は70〜90センチくらいです。
4歳のメイの足の長さくらいの大きさで、小トトロより一回り大きいサイズになっています。
小トトロは40センチほどなので、30センチ〜50センチの差があります。
3.どんぐりが入った袋を所持
中トトロはメイに追いかけられたときに、どんぐりが入った茶色い袋を持っていました。
この茶色い袋には穴が空いており、映画の中ではポロポロとどんぐりをこぼしてしまっています。中トトロには、おっちょこちょいなところもあるみたいですね。
中トトロがどんぐりを落とす理由は?2つの考察
話の中で、中トトロがどんぐりを落としていった場面がありましたが、落とした理由は明確には触れられていません。
そこで、中トトロがどんぐりを落としていって理由について考察してみました。
1. おっちょこちょいだから
一つ目は、単純におっちょこちょいだからという理由です。だとしたら可愛いですね。
トトロたちは大人には見えていないという設定があるため、本来は自分たちの姿を見られてはいけないのかもしれません。事実、めいに見つかりそうになってからは小トトロが姿をけしたりと見つからないような工夫をしています。
中トトロがめいに見つかった時は、大きな袋にどんぐりがたくさん入っていました。運ぶのに精一杯となっており、単純に落としていっただけの可能性があります。
2. めいにトトロを合わせたかった
2つ目は、めいをトトロに合わせたかった説です。
中トトロが落としたどんぐりを見て、めいがそうしたように、辿っていくとトトロがいる住処に辿り着きます。
中トトロは作品の中で声を発していません。なので、めいと会話をすることは難しそうです。その中で、めいと遊びたかったのか、トトロに合わせたかったのかはわかりませんが、中トトロのなりの方でめいをトトロのもとに案内したかったのかもしれません。
実際に、トトロのお腹の上でめいが寝てしまった際には、隠れて様子を伺っており追い出そうという様子は見られませんでした。中トトロは目的を果たせて安心していたのかもしれませんね!
中トトロがどんぐりを落とすシーンは、ジブリファンの間でも意外と人気が高いのをご存じでしょうか。SNSでは、こんな口コミも見られます。
丸みを帯びた可愛らしいしぐさと合わせて、中トトロがどんぐりを落とすシーンが好きという方は多いみたいですね!
かわいい中トトロのぬいぐるみを4つ紹介!
中トトロのかわいらしいぬいぐるみを一部紹介していきます。
見たら欲しくなってしまうこと、間違いなしです。
1. なかよし中トトロS
高さが25センチと、ちょうどよいサイズのぬいぐるみです。
ふかふかで手触りのよいのが特徴。ついつい触りたくなってしまいますね…!
家の中に置いておくだけで、中トトロがひっそりと見守ってくれているような気がします。
2. ゆらゆら中トトロ
葉っぱを持っているのが特徴のぬいぐるみです。高さは24センチ。
中にはバネが入っており、触るとゆらゆらと揺れるのがかわいいポイントです。大中小トトロ3匹を揃えて揺らしたくなりますね。
子供も、起き上がりこぼしのように遊べて楽しいぬいぐるみになりそうです。
3. 洗えるぬいぐるみ中トトロ
まるごと洗えるのが特徴のぬいぐるみ。
高さも15センチほどと、他のぬいぐるみと比べて小さいので、小さいサイズをお求めな方にはオススメです。まるごと洗えて衛生面も安心なため、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭へのプレゼントにもピッタリですよ。
4. 袋をもった中トトロ
映画の中のシーンでも登場する、袋をもった中トトロのぬいぐるみです。
袋には「となりのトトロ」と作品名が書いてあるのもポイント。サイズはSとMがあり、Sは高さ17センチ、Mは25センチとなっています。お好みのサイズをお選びください。
この中トトロの袋には、穴が空いてないといいですね。
中トトロが登場するシーン
ふわふわかわいい中トトロが登場するシーンをご紹介します。
3匹のトトロの違いを見比べるのも楽しいですよ。
1. メイに追いかけられているシーン
物語の序盤、中トトロと小トトロがメイに追いかけられている場面です。
メイは2匹を追いかけて、大トトロがいる場所へとたどり着きます。
小トトロがメイに発見されなかったり、中トトロが持っている袋に穴が空いていなかったら、メイはトトロと出会えていなかったかもしれません。「となりのトトロ」の物語が動き出す貴重なシーンです。
宮崎駿監督は、「トトロは誰もみたことがない生き物だから、いろいろな動きで表現した」といっています。トトロたちの特徴的な動きを映像でみたくなりますね。
2. 畑で葉っぱを育てて空を飛ぶシーン
サツキとメイが夜に気配を感じて起きると、庭でトトロたちがふしぎな儀式をしています。
3匹と2人で庭に埋めた種を大きく育てて、そのあと全員で夜の空中散歩へと旅立ちます。大きなトトロに抱きついて、夜の空を旅するのはドキドキしますよね。とても気持ちよさそうなシーンです。
かわいい中トトロをみるならツタヤディスカス!

「となりのトトロ」に登場するかわいいキャラクター、中トトロの登場シーンを映像でみるなら、ツタヤディスカスがオススメです。
じつは「となりのトトロ」をはじめとしたジブリ作品は、Netflixなどの動画配信サービスでは提供されていません。DVDでみるか、たまにある再放送でみるしかないのです。
ツタヤディスカスの「定額レンタル8プラン」は、月額2,052円で新作は月8本、旧作なら無制限でレンタルできるサービス。ジブリ作品はほとんど月の本数制限なくみられます。
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この機会に、「となりのトトロ」や他のジブリ作品もみてみるのはいかがでしょうか。50作品以上がみられるので、時間が足りなくて困ってしまうかもしれませんよ。
>>【必見】ツタヤディスカスの評判や口コミを徹底調査!メリット・デメリットから解約方法まで全て解説
中トトロはかわいい働き者!
「となりのトトロ」に登場する中トトロは、どんぐりを一生懸命あつめるかわいい働き者です。
どんぐりが入った袋に穴が空いていることに気づかないおっちょこちょいな面も、かわいいポイントですよね。
大トトロより可愛いサイズで、お腹の模様はトトロっぽい中トトロ。中トトロの魅力は、かわいらしく動くアニメーションにあります。
ぜひツタヤディスカスでDVDをレンタルして、映像で中トトロを見てみてくださいね。あなたも中トトロの虜になること間違いありません。
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