MENU

天空の城ラピュタの元ネタ・原作とされる4作品と噂の真相!ラピュタのモデルとなった場所6選も合わせてご紹介

「天空の城ラピュタに元ネタや原作ってあるの?」
天空の城ラピュタのモデル地を巡ってみたい!」

『天空の城ラピュタ』といえば、言わずと知れたスタジオジブリの名作ですが、実は元ネタや原作といわれる作品が存在します。

この記事では、ラピュタの元ネタ・原作といわれている4つの作品を徹底調査し、モデルとなった場所についても解説しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

※映画作品や小説のネタバレを含みます。

目次

『天空の城ラピュタ』の元ネタ・原作といわれている作品

出典:スタジオジブリ

『天空の城ラピュタ』の元ネタ・原作といわれているのは以下の4作品です。それぞれのストーリーや、元ネタといわれている理由を解説します。

  1. ガリバー旅行記
  2. ラーマーヤナ
  3. マッドメン
  4. 砂漠の魔王

1. 空飛ぶ島ラピュータ(Laputa)が登場する『ガリバー旅行記』

有名な冒険小説であるジョナサン・スウィフトの『ガリバー旅行記』は、『天空の城ラピュタ』の命名に大きな影響を与えたとされています。『ガリバー旅行記』というとピンとこない方もいらっしゃいますが、小人に捕らえられる物語と聞くとイメージできるのではないでしょうか?

『ガリバー旅行記』の第三編では、巨大な空飛ぶ島「ラピュータ」が登場します。ラピュータに住んでいるのは優秀な科学者たちで、常に科学のことを考えて生活しています。その結果いつも上の空で、「叩き役」がいないとまともに会話もできません。

ストーリー自体は似ていないため原作とはいえませんが、宮崎駿監督が空飛ぶ島の構想を思いついたとき、名付けの親としたのがこの『ガリバー旅行記』であったといわれています。

2. ストーリーとヒロインの名前が同じ『ラーマーヤナ』

『ラーマーヤナ』とは、古代インドで成立した叙事詩のこと。ラーマ王子が魔王に奪われた妻・シーターを助ける冒険物語です。ヒロインを助けるストーリーも似ていますが、やはり気になるのはヒロインの名前。宮崎駿監督はシータの名前を『ラーマーヤナ』から取ったのではないかと言われています。

また、ラピュタとラーマーヤナの共通点はもう一つあります。それは、ムスカがラピュタの力を使って暴走を始めたときの以下のセリフ。

「旧約聖書にある、ソドムとゴモラを滅ぼした、天の火だよ。ラーマ・ヤーナでは、インドラの矢とも伝えているがね。」

実は、作中でもラーマーヤナについて触れているのです。シータの名付けについては、宮崎駿監督が学生時代に書いた人形劇から取ったという説もあるため定かではありませんが、監督がなんらかの影響を受けていることはたしかですね。

3. 「バルス」の由来説もある『マッドメン』

『マッドメン』は諸星大二郎によって1975年から連載された漫画作品。文明とかけ離れたパプアニューギニアを舞台に、近代化や神話、精霊信仰などをテーマに壮大なストーリーを展開する名作です。

宮崎駿監督は『マッドメン』の大ファンであることが知られており、『天空の城ラピュタ』に登場する有名なセリフ「バルス」は、マッドメンのピジン語から引用されたという説もあります。

4. 「飛行石」のモデルとなった『砂漠の魔王』

『アラジンと魔法のランプ』をヒントに作られた『砂漠の魔王』では、魔王が飛行石の力で自由に空を飛びます。宮崎駿監督は子どもの頃に『砂漠の魔王』を愛読書としており、ラピュタの飛行石のモチーフにしたのだとか。

飛行石だけでなく、ドーラ一家が乗っている「タイガーモス号」の船首の形も『砂漠の魔王』のオマージュとして作られているそうです。

>>ラピュタの飛行石ってどんな石?飛行石が持つ力や呪文を解説

天空の城ラピュタに原作は存在しない?宮崎駿監督のインタビュー

引用スタジオジブリ

元ネタになっているのではという作品を紹介しましたが、実は天空の城ラピュタに原作はないのでは?と考えられる話があります。

天空の城ラピュタに関して宮崎駿監督は、過去のインタビューで下記のように話されていたという証言があります。

「物語を作るときというのは、ネタ本があるというのではなく、子どものとき読んだものが色々いり混じって錯綜してモチーフになっているんですよ。そのモチーフには、子どものとき読んで非常におもしろかった話だけじゃなく、全然おもしろくなかったけど、なんか自分の中でひっかかっていたものとかの場合も、あるんですよね。「ガリヴァー」のラピュタはその例です。」

空中庭園と幻の飛行船/『キネマ旬報』1986年8月号のインタビュー

また、そのインタビューの中で天空の城ラピュタのような、空に浮いている島を舞台にした作品を作ろうとしたきっかけに対してこのような話をされていたそうです。

テレコムにいたころ、「リトル・ニモ」のプロジェクト中に、空中の島や飛行船に乗った海賊のアイデアを練っていたが、自身がニモから離れたため、この時のアイデアを「天空の城ラピュタ」のネタとして後に使用した。

空中庭園と幻の飛行船/『キネマ旬報』1986年8月号のインタビュー

「宝島」みたいな冒険モノを作りたくても、地上に宝はもう置けない(アイデアとしてはすでに出尽くされているため?)

空中庭園と幻の飛行船/『キネマ旬報』1986年8月号のインタビュー

以前、インドとの合作で「ラーマーヤナ」の企画があった際、その企画の中に、古代に空を飛んだり、核兵器を操ったりしていた、というアイデアがあったのを覚えていた

空中庭園と幻の飛行船/『キネマ旬報』1986年8月号のインタビュー

このインタビューでのやり取りをもとに考えると、天空の城ラピュタには明確にこれという原作などはなく、参考になる作品の記憶をもとにつくりあげていったと言えそうです。

天空の城ラピュタのモデルとなった場所

出典:スタジオジブリ

『天空の城ラピュタ』にはモデル地として有力な場所が複数存在します。ここでは、そのなかから6つの場所を紹介していきます。

  1. ウェールズ地方(イギリス)
  2. モンサンミッシェル(フランス)
  3. チヴィタ・ディ・バニョレージョ(イタリア)
  4. アンコールワット(カンボジア)
  5. マチュピチュ(ペルー)
  6. パロネラ・パーク(オーストラリア)

ちなみに、ラピュタのモデル地と言われている場所は日本にもあります。こちらの記事もぜひチェックしてみてください!

>>天空の城ラピュタのモデルは日本にもあった?和歌山県友ヶ島の見所を徹底解説

ラピュタのモデル1:ウェールズ地方(イギリス)

今回紹介するなかで唯一スタジオジブリ公式から「大いに参考にした」と言われているのがイギリスのウェールズ地方です。なかでも、13世紀に建てられたカーナボン城はシータが幽閉された「ディティス要塞」のモデルとなっています。

ウェールズ地方にはほかにも古い城があり、荘厳で趣のある街並みはラピュタの世界観そのものです。

ラピュタのモデル2:モンサンミッシェル(フランス)

モンサンミッシェルは世界遺産にも登録されているフランスの修道院です。島全体が修道院となっており、海に浮かぶ姿はまるで空に漂うラピュタのよう。内部にはホテルやレストランなどもあり、多くの観光客で賑わいます。

ラピュタのモデル3:チヴィタ・ディ・バニョレージョ(イタリア)

イタリアにあるチヴィタ・ディ・バニョレージョは、別名「滅びゆく街」とも呼ばれる陸の孤島です。およそ2500年前に作られたとされ、長年の浸食により街のまわりが削りとられています。現在では橋で行き来するしか往来の方法がなく、その姿は滅亡したラピュタ王国を連想させます。

ラピュタのモデル4:アンコールワット(カンボジア)

カンボジアのアンコールワット内にあるベンメリア遺跡は、木々が生い茂るラピュタを彷彿とさせます。朽ち果てた遺跡や大樹はラピュタのイメージによく合いますね。石が積み重なっている様子は崩壊したラピュタを見ているようです。

ラピュタのモデル5:マチュピチュ(ペルー)

世界遺産にも登録されているペルーのマチュピチュ遺跡も、ラピュタのモデル地として有名です。標高2,430メートルの高地、それも切り立った断崖に建てられていることから、天空の城のイメージにもピッタリ合います。

さらに、マチュピチュには住宅や神殿に加えて水道も整備されており、高度な文明が育まれていたことが想像できます。衰退した高度文明の姿はラピュタと重なる部分がありますね。

ラピュタのモデル6:パロネラ・パーク(オーストラリア)

オーストラリアのパロネラ・パークは、ホセ・パロネラという人物が熱帯雨林に作り上げた城です。静かな熱帯雨林にたたずむパロネラ・パークはとても神秘的で、まるでラピュタの神殿のよう。

観光地や結婚式場としても使われているため、カップルで訪れてジブリ感あふれる写真を撮るのも素敵ですね。

天空の城ラピュタには小説も存在する

出典:スタジオジブリ

実は、『天空の城ラピュタ』にはパズーとシータのその後が描かれている小説が存在します。映画の続きとなるエピソードが少しだけ掲載されているので紹介します。

小説版『天空の城ラピュタ』のエンディング

2人はラピュタの崩壊を見届けたあと、それぞれの故郷へと戻ります。そして、半年が経つ頃にシータのもとにはパズーからの手紙が。手紙には、ゴリアテの壊滅を政府が隠蔽しようとしていること、ドーラ一家が変わらず海賊を続けていること、パズーが製作していた飛行機がもうすぐ完成することが書かれていました。

ちなみに、スタジオジブリ作品関連資料集〈1〉には、完成した飛行機に乗ってシータのもとを訪れるパズーの絵が掲載されています。

天空の城ラピュタの元ネタ・原作は複数あり!各作品もチェックしてみよう

出典:スタジオジブリ

『天空の城ラピュタ』の元ネタや原作と言われる作品は4つあり、それぞれが宮崎駿監督に影響を与えています。各作品をチェックしてみると、ラピュタへの理解も一層深まるかもしれませんよ。

天空の城ラピュタをもう一度視聴したい方はこちらでご覧ください!

>>【必見】天空の城ラピュタを無料視聴する3つのリスクと安全に見られる方法!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる