絵本のような雰囲気の『崖の上のポニョ』ですが、実はある都市伝説があります。それは、死後の世界を表しているということです。
初めて見た方で死後の世界を表していると、感じる人は少ないと思います。
しかし、崖の上のポニョには『津波』や『トンネル』など死後の世界を表しているのでは?と思われるポイントがいくつかあります。
この記事では、崖の上のポニョで噂される都市伝説や裏設定について、ジブリ公式から出ている回答と加えて紹介していきます。
崖の上のポニョに関する都市伝説や裏設定だけでなく、実質無料で安全に崖の上のポニョを見られる方法についてもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
崖の上のポニョの都市伝説・裏設定1:津波シーンは死後の世界?
出典:studiototoro.com
ポニョが人間の姿になるときに魔法の力が暴走してしまい、世界中で津波がおこってしまいます。崖の上のポニョの中でも津波のシーンが一番印象に残っている人が多いのではないでしょうか。
津波の中、ポニョと宗介が協力し合って進む姿には感動します。
しかし、この津波のシーンにはおかしな点がいくつかあります。
1. 水の中なのに息ができる
津波により多くの建物や人々が飲み込まれてしまいます。
アニメの中なのであまり気にしない方も多いと思いますが、津波に飲み込まれた人々が水の中なのに呼吸ができているのです。現実の世界ではありえないことですよね。
さらに、このことについて宗介の母・リサは「今は不思議なことが起こっているけど、きっとあとでわかるはず」と語っていました。それは「自分たちがいる場所が死後の世界だと後でわかる」という意味だったのではないでしょうか。
生きている人は水中で呼吸はできないので、宗介たちはすでに亡くなっているのではないかと言われています。
2. 津波の水がきれい
津波の水は泥や建物の残骸などを含んでいるので、普通は茶色く濁った水です。しかし、崖の上のポニョの津波の水はとてもきれいです。
通常ではありえないので、死後の世界だからこそ津波の水もきれいに描かれているのではないかと言われています。
崖の上のポニョの都市伝説・裏設定2:トンネルは境界線
出典:flying-fantasy-garden.blogspot.com
ポニョと宗介が母・リサの元へ向かう途中にトンネルに出会います。しかし、このトンネルを見たポニョは「ここ、きらい」とつぶやきます。
トンネルを通るしか道がないので、2人はしかたなくトンネルを進んでいきます。すると、トンネルを進むごとにポニョの姿が人間からだんだん魚に変わっていってしまいます。
ポニョはトンネルを通ると、自分の姿が魚に戻ってしまうと分かっていたから「ここ、きらい」といったのではないでしょうか。
このトンネルは幅が狭く、一方通行のように思えますがよく見てみると『譲り合い』『交互通行』などと書いてあります。このことから、このトンネルはどちらからも行き来ができるトンネルです。
ポニョの姿が戻ってしまう現象もあり、このトンネルは死後の世界と現実の世界または海の世界と現実の世界の境界線ではないかと言われています。
崖の上のポニョの都市伝説・裏設定3:赤ちゃんの存在
崖の上のポニョの解釈(12歳以上向け): 心を支える心ポニョは「境界を超越した世界観」ポニョにキスされる人(境界を越えられる能力を与えられた人)・宗介・トキさん ・ボートの上の赤ちゃん http://bit.ly/9h6LYA
— batman2005 (@batman2005) 2010年2月8日
ポニョと宗介が水の上を船で進んでいると、夫婦と赤ちゃんと出会います。パンフレットによるとこの家族は『大正時代』の方たちだといわれています。
大正時代の方がなぜここにいるのでしょうか?それはこの水は三途の川を表していて、夫婦は赤ちゃんのことが心配でなかなか成仏できないでいるという説があります。
宮崎監督はインタビューで「この赤ちゃんは俺なんか生まれてこないほうが良かった、と思っている」と語っています。生まれてすぐに亡くなってしまったので戸惑っているようです。
ポニョは赤ちゃんに向かって顔をこすりつけるシーンがあります。この行動は赤ちゃんに『何か不思議な力』を与えたのではないかと言われています。
崖の上のポニョのキャッチコピーは『生まれてきてよかった』なのでキャッチコピーとも合っているのではないでしょうか。
崖の上のポニョの都市伝説・裏設定4:作曲家・久石譲の言葉
出典:audiokun.doorblog.jp
ジブリ作品の音楽の作曲を担当している久石譲さんは、崖の上のポニョの作曲をする際にこう語っていました。
「死後の世界や輪廻、魂の不滅など難しいテーマを伝えつつ、子供には少年たちの冒険の物語だと思わせる二重の構造を曲で再現するのは難しかった」。
このインタビュー発言をきき、崖の上のポニョは死後の世界を表しているのではないかと言われるようになったのかもしれません。
崖の上のポニョの世界観で、死後の世界を表現できるような作曲をするのはやはり崖の上のポニョが死後の世界を描いているという裏付けになるのではないかと思います。
崖の上のポニョの都市伝説・裏設定5:ポニョの本名はブリュンヒルデ
崖の上のポニョの本名のブリュンヒルデってもとは北欧神話なんだっけ、なにかあの映画と神話関係あるの? #1C306
— りぃ (@jasminedropwort) 2018年11月20日
ポニョの本名は『ブリュンヒルデ』です。北欧神話にでてくる神様の名前で、オーディンに仕えるワルキューレの一人と同じ名前だそうです。
ブリュンヒルデは、戦の女神として有名で『戦死した人を天国に連れていく』という役目がありました。ポニョの本名も同じなので、水の上で出会った家族や施設の高齢者たちを天国に連れて行ったとみることができます。
ブリュンヒルデの役目から死神と呼ばれることもあり、同じ名前のポニョもまた死神なのでは?と言われるそうです。
崖の上のポニョの都市伝説・裏設定6:船長の言葉
発光信号で宗介と耕一がコミュニケーションをとるこのシーン。猛スピードで「BAKA」を連続するリサにむけて耕一が発していた信号は「LLS:Love Lisa」の連続。#kinro #崖の上のポニョ #ポニョ #ジブリ pic.twitter.com/O8OjMwbJAn
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) September 22, 2017
ここで紹介したいのは、津波に流された船長の言葉です。
津波で流された船が、船の墓場に辿り着き、船長が「船の墓場だ。あの世の扉が開いてしまったんだ。」と意味深な言葉を残しているのです。
この船の墓場というのは辿り着いたら最後、戻ってこれない場所なのです。
こういった言葉からも、崖の上のポニョは死後の世界を表していると考える人がいるようです。
崖の上のポニョを無料で視聴する方法!
ここまでご紹介してきた内容を踏まえて、
「久しぶりに崖の上のポニョを視聴したいな♪」
「改めて都市伝説や裏設定を踏まえて崖の上のポニョを見返したい!」
そんな風に考えている方もいるのではないでしょうか。
残念ながら、崖の上のポニョを安全に動画視聴できるサービスはありません。無料で見れると言われているサイトも違法であるか、それ相当のリスクがあります。
地上波で放送されるとは言っても、いつでも自分のタイミングで自由に見れるわけではありません。
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崖の上のポニョには想像を膨らませる都市伝説や裏設定が垣間見える!
出典:eiga.com
崖の上のポニョが、死後の世界を描いているといわれる理由を中心に都市伝説や裏設定を紹介しました。
都市伝説ではありますが理由がしっかりあるので、これから崖の上のポニョを見るときはある意味純粋な気持ちで見ることができなくなるかもしれません^^;
ただ、知れば知るほど崖の上のポニョという作品は奥が深く、何度も見返したくなる映画である事は間違いないと言えるでしょう。
崖の上のポニョは毎年地上波で公開されている作品ではありませんので、ツタヤディスカスを利用して崖の上のポニョを楽しんでください!
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