「もののけ姫のアシタカとサンはその後どうなったのだろう?」
「結局もののけ姫のアシタカとサンは結婚したのかな?」
などエンディング後の2人の行方が気になる方もいるのではないでしょうか。
実はアシタカとサンは互いのことを想いつつも、お互いの生き方を尊重する為に別々の道を歩み始めていくというのが公式による後日談とされています。
では、なぜ2人はこのような関係性となっていくのか、もののけ姫のアシタカとサンのその後を解説していきます。
アシタカとサンの関係性が物語の展開でどのように変わっていくのか分かりやすく解説していきますので、是非最後までご覧ください!
もののけ姫のアシタカとサンがその後どうなる?
もののけ姫のラストでは、アシタカが「ヤックルに乗ってサンに会いに行く」とサンに伝えているように、アシタカとサンはタタラ場と森に分かれて暮らしていきます。
お互いに好意を持っているはずなのになぜ別々の場所で暮らしていくのでしょうか?
1. アシタカとサンのその後の生き方は現代の生き方と共通している
宮崎駿監督は、もののけ姫のその後について実はアメリカで受けたインタビューでこのように述べていました。
彼らはずっと良い関係を続けていくだろうと思います。それから、サンが生きていくために、アシタカはいろいろな努力をするだろうと思います。同時に、タタラ場の人々が生きていくためにも、大変な努力を払うだろうと。そのために、アシタカは引き裂かれて、傷だらけになるだろうと思います。それでも彼は、それを曲げずに生きていこうと思って、両方を大切にしようと思い続けるだろう。だから、彼の生き方は、私たちが今の時代を生きていく生き方に、共通するんだと思うんです。
引用:ghibli.jpn.org
このインタビューでの発言から分かるように、アシタカはサンのことを大切にしようと思いつつも、タタラ場にいる人々とも生きていけるように別々の場所で暮らしていくことを選んだのです。
監督が発言しているようにその道は決して簡単な道ではないのですが、それでもアシタカはサンがこれから生きていくため、サンのことを想ってこの道を選んだということです。
現代で生きる私たちも、国際化が進むにつれて違う文化や生き方と「共存」しながら生活をしています。様々なセクシャルを持つ方たちも最近ではオープンになってきていますよね。
つまり、「互いの世界で共に生きよう」という言葉には現代の私たちに対するメッセージが込められているのだといえます。
2. アシタカはサンに求婚していた!?
物語が進むにつれてアシタカとサンが親密になっていくのを見ると、アシタカとサンは結婚して幸せな生活を送ってほしいと願ってしまうのではないでしょうか。
実は、スタジオジブリが発売した絵コンテ集にアシタカがサンに求婚しているシーンが収められているのです。
サンがその求婚を受けているシーンもあるので、結婚して幸せな生活を送っていることを感じさせる嬉しい展開ですよね。
ただ、「求婚を受けたのにいきなり別居生活するの?」と思ってしまうかもしれませんが、求婚を受けた際にサンは「アシタカは好き、でも人間は許せない」と語っています。
このことからアシタカという存在は好きだけど、人間なので同じ生活はできないといっているのだと思います。
ですが、アシタカは「それでもいい、互いの世界で共に生きよう」と言います。
つまり、サンの考えを尊重しつつも、サンのことは好きだから生きていく時間を共に過ごしたいということを伝えているのです。
監督はインタビューで「アシタカはしょっちゅうサンに会いに行っていた」とも語っています。
そのことから考えると、その後はタタラ場とサンのところを往復する生活をしながらもサンとの関係性はとても良好だったことが分かります。。
3. アシタカとサンに子どもは?子孫がまさかの…?
結婚はしていないものの良好な関係が築かれていたことから「やはり子どももできたのでは?」と思うのではないかと思います。
実は、公式では発表されていないのですがアシタカとサンには子どもができ子孫が続いていくという都市伝説があるのです。
なぜならジブリの都市伝説ではサンの子孫は「千と千尋の神隠し」の千尋だといわれているからです。
なぜ「千尋」がサンの子孫ではないかといわれているのかというと、湯婆婆と名前を書いて契約をするシーンで「荻野」の「荻」の部分を「火」と書くところを「犬」と書いているため、「山犬の記憶がどこかにあるから無意識のうちに犬とかいてしまったのでは」というのが一説だとされています。
一方で、千尋はこの「萩」の字を間違えたことで元の世界に帰ることができたという説もあります。
真意は明らかではありませんが、サンやアシタカのように自分の願いのために行動をする千尋の姿はどこか2人の面影が重なって見える部分があるからこうした都市伝説が生まれるのかもしれませんね。
このようにジブリ作品同士がどこかで繋がっているのかもしれないと考えるとより作品を楽しめるのではないかと思います。
4. アシタカとサンは一線を超えていた!?実はあのシーンで…?
洞窟ではモロの君とアシタカが口論するシーンが印象的ですが、人嫌いなサンがアシタカの隣で寝ていたシーンに違和感を覚えた方もいるのではないかと思います。
実はこのシーンでは、アシタカとサンが一線を越えていたという裏設定があります。
アシタカが大きな怪我を負って、サンに介抱され洞窟の中で一緒に目覚める描写ですが、よく見ると、とても近い距離で寝ていてサンの脚が出ていることがわかります。
このことから、この時点ですでにアシタカとサンは恋仲というわけですね。
映画プロデューサーの鈴木敏夫さんは、監督にズバリ聞いたそうですが「そんなこと、言わなくてもわかるだろ!」と照れていらっしゃったそうです。
監督は直接そういう描写を描くのではなく、こういう雰囲気で観客に匂わせる描き方をするんですね。
この裏設定を知って改めてあのシーンを見返すと、また違った面白さを感じることができるのではないかと思います。
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「アシタカとサンのその後がどう物語のなかでどう繋がっているのか気になる」
「もののけ姫をもう一度見返したい」
と、今回の内容を読んでまた見返したいと思った方もいるのではないかと思います。
ですが、今のところ動画配信サービスではジブリ作品の取扱いはありません。そのため、テレビで再放送されるのを待つか、DVDをレンタルか購入するしか「もののけ姫」を楽しむことはできません。
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もののけ姫アシタカとサンはその後何度も会っていた!

今回はもののけ姫のアシタカとサンのその後について、
- アシタカとサンは別々の道を歩むものの、お互いを想いあっている
- アシタカはサンに求婚している
- アシタカとサンは一線を超えている
- アシタカとサンの子孫は千尋?
ということを解説していきました。
アシタカとサンが惹かれあい、お互いを大切に想っているのはファンにとって嬉しい展開で締めくくられているのではないかと思います。
ただ、タタラ場ではその後どう過ごしていくのか、許嫁であったカヤとの関係性はその後どうなったのかが気になるところです。
まだまだ後日談が気になるところの多いもののけ姫なのでこの機会に見返してみると新しい発見があるかもしれませんね!
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