さらに、アシタカとサンには裏設定があるらしいですね。そこも合わせて説明していくのでぜひ、もののけ姫アシタカとサンのその後は結婚?裏設定が衝撃すぎる!をご覧ください。
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もののけ姫アシタカとサンのその後は結婚してる?考察してみた!
サンとアシタカの、その後の生活。
宮崎駿「彼らはずっと良い関係を続けていくだろうと思います。それから、サンが生きていくために、アシタカはいろいろな努力をするだろうと思います」https://t.co/zNxz0KsFFe pic.twitter.com/TngkXQJhBv— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) 2017年5月24日
もののけ姫のラストでは、アシタカとサンはタタラ場と森に分かれて暮らしていきます。アシタカはヤックルに乗ってサンに会いに行くと語っていました。
お互いに好意は持っているはずなのに、なぜ別々の場所で暮らすのでしょうか?
アシタカとサンのその後の生き方は現代の生き方と共通している
宮崎駿監督は、もののけ姫のその後について実はアメリカでインタビューを受けていました。
彼らはずっと良い関係を続けていくだろうと思います。それから、サンが生きていくために、アシタカはいろいろな努力をするだろうと思います。同時に、タタラ場の人々が生きていくためにも、大変な努力を払うだろうと。そのために、アシタカは引き裂かれて、傷だらけになるだろうと思います。それでも彼は、それを曲げずに生きていこうと思って、両方を大切にしようと思い続けるだろう。だから、彼の生き方は、私たちが今の時代を生きていく生き方に、共通するんだと思うんです。
引用:ghibli.jpn.org
アシタカはサンの生き方を尊重し、共存の道を探していく選択をしています。監督も言っている通り、その道は決して簡単な道ではないと思います。それでもアシタカはサンのことを思ってその道を選びました。
現代で生きる私たちも、国際化が進むことで違う文化や生き方を受け入れて生活しています。様々なセクシャルを持つ方たちも最近ではオープンになってきていますよね。
「互いの世界で共に生きよう」この言葉には現代の私たちに伝えたい思いがあるのだと思います。
アシタカはサンに求婚していた!?
やはり我々が望んでいるのは、アシタカとサンが結婚して幸せな生活をおくっていることですよね。実はスタジオジブリが嬉しい見解をしてくれているのです。
スタジオジブリが発売した絵コンテ集に、アシタカがサンに求婚しているシーンが収められていました。サンがその求婚を受けているシーンもあります。
求婚を受けたのに、いきなり別居生活するの?と思いますが、サンは「アシタカは好き、でも人間は許せない」と語っています。
このことからアシタカという存在は好きだけど、人間なので同じ生活はできないといっているのだと思います。
ですが、アシタカは「それでもいい、互いの世界で共に生きよう」と言います。サンの考えを尊重し、それでも好きだから生きていく時間を共に過ごしたいと思っているようですね。
監督はインタビューで、アシタカはしょっちゅうサンに会いに行っていたとも語っていたそうです。そのことから考えると、その後は大変な生活をしながらもサンとは仲良く過ごしてるようですね。
アシタカとサンに子供は?子孫がまさかの…?
ここで気になるのは、2人には子供ができたのかですよね。
時代背景がとても昔のようなので、子孫を残すという意味では子供は絶対作ったと思います。2人の子供は村で暮らすのか森で暮らすのか少し疑問ですが、アシタカならきっときちんと育ててくれるでしょう。
また、ジブリ伝説ではサンの子孫は「千と千尋の神隠し」の千尋だといわれています。
ジブリ作品がつながっていると知ると、より楽しんで作品をみることができますね。
もののけ姫アシタカとサンの関係は?衝撃な裏設定が実はあった!
アシタカとサンが一線越えてたとか、シータが男を使ってるとか、ジブリの裏設定や考察を読むと、「へー、そうなんだ!」と一瞬納得したあとで、「いや自分で見て感じたことだけが私にとっての真実だし!アシタカとサンはまだプラトニックだし!シータは天然なだけだし!」と猛烈に反発する自分がいる。
— すじこの塩漬け (@180401_sujiko) 2018年10月26日
宮崎駿監督は、物語には描かないが匂わせるということをよくするそうです。
映画プロデュサーの鈴木敏夫さんもラジオで、もののけ姫の裏設定について語ってくれています。
今では「もののけ姫」というタイトルですが、本当は「アシタカせっ記」というタイトルにしようとしていたらしいです。せっ記とは伝説という意味で「アシタカの伝説」というタイトルだったらしいです。
絶望の中でも美しいアシタカの旅立ちに隠された宮崎駿の演出
アシタカが呪いをかけられ、村を旅立つシーンがあります。村を救ったのに呪いをかけられてしまい、さらには村をでなくてはいけない運命になったアシタカは絶望を感じていました。
それでもアシタカの性格上、顔には出さず笑顔でヤックルに乗って村をでていきました。
そのシーンでは、音楽が流れるのですがこの音楽のタイトルが「アシタカせっ記」なのです。さらに、背景には美しい風景が描かれていて目を奪われます。
監督が過酷な運命のアシタカにせめてもの思いで、美しい朝と壮大な音楽をプレゼントしたいと背景担当と音楽担当の方に頼んだらしいです。
絶望の中にも美しいものがあると、アシタカに言いたかったそうです。
アシタカとサンは一線を越えていた!?実はあのシーンで・・?
実は物語の中ですでにアシタカとサンが一線を越えていた裏設定があります。
アシタカが大きな怪我を負って、サンに介抱され洞窟の中で一緒に目覚める描写があります。よく見ると、とても近い距離で寝ていて、サンの脚が出ていることがわかります。
このことから、この時点ですでにアシタカとサンは恋仲というわけですね。
映画プロデューサーの鈴木敏夫さんは、監督に聞いたそうですが「そんなこと、言わなくてもわかるだろ!」と照れていらっしゃったそうです。
監督は直接そういう描写を描くのではなく、こういう雰囲気で観客に匂わせる描き方をするんですね。この裏設定を知ってからあのシーンをみるとまた違う映像の美しさがわかると思います。
もののけ姫アシタカとサンのその後は結婚?裏設定が衝撃すぎる!のまとめ
以上、もののけ姫アシタカとサンのその後は結婚?裏設定が衝撃すぎる!でした。
いかがだったでしょうか?
まさかの裏設定や、考えさせられる2人のその後など衝撃的でしたね。ジブリ作品の裏設定などを知りもう一度見返すことで、また違った描写が見えてくると思います。
惨劇の中を生き抜いた2人ですから、ぜひ幸せになってほしいです。
最後までご覧くださりありがとうございました。